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長流の畔 流転の海 第八部
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長流の畔 流転の海 第八部

宮本輝(著者)

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長流の畔 流転の海 第八部

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/06/30
JAN 9784103325185

長流の畔

¥385

商品レビュー

4.4

21件のお客様レビュー

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2025/12/27

どうしようもなく房江に寄り添ってしまいながら読んだ。それでも熊吾のことを嫌いにはなりきれない。つまり房江も同じなのだ。苦しい第八部だったが、熊吾家族だけではなく、多くの人の人生の浮き沈みもまたこの小説を現実的で壮大なものにしている。

Posted by ブクログ

2024/11/24

感想 六十七歳になる歯抜けで糖尿病の爺さんwちょっと熊吾が気の毒。 自分の浮気がバレて謝らないといけないのに、房江を殴ってしまう熊吾の不器用さ。 同じような失敗を何回も何回もして家族を窮地に陥れる熊吾にも愛想尽きてきた。 あらすじ 熊吾は左前のハゴロモをなんとかしようと弁...

感想 六十七歳になる歯抜けで糖尿病の爺さんwちょっと熊吾が気の毒。 自分の浮気がバレて謝らないといけないのに、房江を殴ってしまう熊吾の不器用さ。 同じような失敗を何回も何回もして家族を窮地に陥れる熊吾にも愛想尽きてきた。 あらすじ 熊吾は左前のハゴロモをなんとかしようと弁天町を閉めて、海沿いの電線置き場を関西中古車センターの場所として複数社で借り上げて商売を再開する。 松田の母親が意地悪くみんなの前で金を返せと房江を罵倒する日が続いた。熊吾は板金を、柳田の会社を辞めた東尾に売り、その金で松田の母親に金を返す。 熊吾は博美と別れられないでいた。松田の母親は、どこから仕入れたのか、熊吾が不倫して金を貢いでいることを房江に言う。房江は気になっていたが、ある日、夫をつけて不倫していることを知る。 熊吾はインシュリン注射をしながら糖尿病を誤魔化していたが、段々と効かなくなってきた。 松坂板金が東尾の無茶な経営で倒産し、モータープールに連日ヤクザが押しかける。房江は、何もかもがどうでも良くなり、城崎で自殺を図るが未遂に終わる。 房江は熊吾は終わったものとして心機一転、ホテルの従業員食堂で働き始める。熊吾は指の骨折で入院している間に、東尾の義父が手形の借金を片付ける。 房江は熊吾をもう夫とは思っていないと宣言する。時代は東京オリンピックの開会式と新幹線開業で賑わっていた。

Posted by ブクログ

2021/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ダーウィンの進化論によると、生き残る種とは、強いものでも、運の良いものでもなく、変化できるものだとのこと。 熊吾も広い視野と柔軟な思考をもって、時代の流れを読み、変化に対応してきた、『生き残る種』だったのは間違いないでしょう。 でも、60歳を過ぎた今、時代を読みきれず、感情に制御が効きにくくなり、変化に対応しきれなくなってきている。第8巻の熊吾は、かなり情けないです。 昭和30年代後半、高度成長期の只中にあって、熊吾も翻弄されますが、それによって家族もまた翻弄されてしまう。これまでも妻・房江は熊吾をよく支えてきましたが、この巻の房江が私は一番好きかもしれません。ちょうど同じ世代だと言うこともあるでしょう。精神的に揺らいでしまう年代の女性の姿を飾らずに写し出していて、共感してしまうのだと思います。 著者の自伝的小説だとのことですが、当時のお母様を描くことは、とても辛かったのでは…。

Posted by ブクログ