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一千億の針 創元SF文庫
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一千億の針 創元SF文庫

ハル・クレメント(著者), 小隅黎(訳者)

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一千億の針 創元SF文庫

定価 ¥1,078

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2016/06/24
JAN 9784488615079

一千億の針

¥935

商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2024/05/29

SF。『20億の針』の続編。 主人公ロバートが"捕り手"と共生し始めてから7年後の物語。 訳者あとがきにもあったように、タイトルの付け方には苦労が感じられる。 ストーリー的にはあまりしっくり来ないが、前作との繋がりをアピールするには良いタイトルだと思う。 内容...

SF。『20億の針』の続編。 主人公ロバートが"捕り手"と共生し始めてから7年後の物語。 訳者あとがきにもあったように、タイトルの付け方には苦労が感じられる。 ストーリー的にはあまりしっくり来ないが、前作との繋がりをアピールするには良いタイトルだと思う。 内容は、前作同様にミステリっぽく読める。 キャラクターが魅力的で、ジェニー、メイタの二人がとても好き。 新訳だった影響もあるかもしれないが、海外作品としては読みやすく、ストーリーのテンポも良いため、楽しみながらサクッと読み終わった。 個人的には、前作より好きかも。 クレメントは古い作品が多く、このシリーズ2作以外は新装版などもないため、作品が手に入りにくいのが残念。 とても良い作者だと思うので、なんとか他作品の再販を期待したい。

Posted by ブクログ

2020/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 #日本SF読者クラブ 「20億の針」から7年後の話しである、主人公のボブが大学を卒業し、故郷の島に戻ってくる。この間”捕り手”との共生関係は続いていたが、ボブの体調に深刻な異変が起きる。ボブを救うべく”捕り手”をはじめとして、島のいろんな人たちが動き始める。もしや、”ホシ”がまだ生きてるのでは? 今回は、女の子たちが大活躍する。前作が1950年に発表され、それから28年後に今作が発表されたので、女性の社会進出とか時代的なものがあるのかもしれない。  舞台は相変わらず、のんびりした南の島。そして若い女の子か。いいなあ、と妄想する。

Posted by ブクログ

2017/10/09

名作「20億の針」の28年後に出された続編で、設定上は7年後の世界。 共生生活をおくる中で宿主のボブの体調が悪化してくるのをどうやって解決するか?追い詰めたはずの犯人が実は逃れているのでは?前作よりはサスペンス要素はうすれていますが、南の島を舞台にしたSFで楽しいです。 でも、...

名作「20億の針」の28年後に出された続編で、設定上は7年後の世界。 共生生活をおくる中で宿主のボブの体調が悪化してくるのをどうやって解決するか?追い詰めたはずの犯人が実は逃れているのでは?前作よりはサスペンス要素はうすれていますが、南の島を舞台にしたSFで楽しいです。 でも、ゼリー状の異星人と人間とが意思疎通を図るなど、スタートレック的に人間の延長みたいな感じでいいのか、毎回引っかかるのです。致命的な断然感も描いて欲しいのですが、この著者はそういうことはしない。ハリウッド映画的能天気とでもいうのでしょうか。

Posted by ブクログ

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