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春琴抄 角川文庫
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春琴抄 角川文庫

谷崎潤一郎(著者)

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春琴抄 角川文庫

定価 ¥396

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2016/06/17
JAN 9784044001292

春琴抄

¥220

商品レビュー

3.8

41件のお客様レビュー

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2026/02/09

今更、自分ごときがどうこう言う作品でないのは重々承知ですが、個人的備忘録を兼ねて。 「主人と奉公人」「師匠と弟子」そして「視覚障害者と介助者」の歪んだ愛。 主人であり師匠であり視覚障害者である春琴は、最大の自慢であり、自信の源泉である美貌をとある事件によって失うことになる。 奉...

今更、自分ごときがどうこう言う作品でないのは重々承知ですが、個人的備忘録を兼ねて。 「主人と奉公人」「師匠と弟子」そして「視覚障害者と介助者」の歪んだ愛。 主人であり師匠であり視覚障害者である春琴は、最大の自慢であり、自信の源泉である美貌をとある事件によって失うことになる。 奉公人であり弟子であり介助者である佐助は、春琴が見られまいとするその変わり果てた姿を、生涯目にしないことを決意する。 二人の育んできた歪んだ愛は、二人の手によってさらに歪まされることにより、ついに完成するのである。 一般的な恋愛とはあまりにもかけ離れた愛の姿。 そのどうしようもなく歪んだ愛が感動を誘う。

Posted by ブクログ

2026/02/05

初めての谷崎作品。文体が古風で馴染みがなく読みにくい感じがしましたが、文章が美しく、描写が鮮やかで引き込まれてしまいました。 マゾヒズムと書かれていましたが、そういう風に捉えることはなく春琴と佐助の純粋な愛の物語だと思いました。フィクションなのにドキュメンタリーを読んだような感覚...

初めての谷崎作品。文体が古風で馴染みがなく読みにくい感じがしましたが、文章が美しく、描写が鮮やかで引き込まれてしまいました。 マゾヒズムと書かれていましたが、そういう風に捉えることはなく春琴と佐助の純粋な愛の物語だと思いました。フィクションなのにドキュメンタリーを読んだような感覚になりました。

Posted by ブクログ

2026/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本当に谷崎潤一郎は技巧がすごいし、着眼点も凄い、所作や話の記述の仕方もしなやかで。 春琴抄も例に漏れずとても感銘を受ける話だった。 一言に表すならば"純愛" あまりにも行き過ぎた純愛だと感じた。どうして佐助がそこまで春琴に惹かれたのかを自分が本当の意味で知ることは出来ないけれど、それは容姿だとか琴の腕前だとかだけじゃなくてある種の使命のような服従の心もあったと思う。 この小説のキャッチコピーにはマゾヒズムを究極まで美麗に描いた〜、とあるけれど、自分にとっては純愛の物語だった。 できるだけ他の人の意見に左右される前に感想を描きたかったからまだ解説を読む前に書いてる。自分はそこまで人を愛すことができるのかな、そんな人に生きてる間に会えるのかな。といった読後感。 友達から貰って読んだんだけど、痴人の愛に引き続きとても心に残る話だった。 なう(2026/02/01 14:57:37) もう大学生活も半分。自分にこの先そんな出会いはあるんだろうか。

Posted by ブクログ