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ソースの歴史 「食」の図書館
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2016/05/01 |
JAN | 9784562053186 |
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ソースの歴史
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商品レビュー
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「空腹は最高の調味料」は『善と悪の究極について』内のキケロの言葉 アンドルー・F・スミスはケチャップを「調理場のエスペラント語」と呼んだ イタリア初の国民的料理書「料理の科学」の著者ペッレグリーノ・アルトゥージによると、あるやたら人の話に口を出す出しゃばり祭司のあだながドン・ポモ...
「空腹は最高の調味料」は『善と悪の究極について』内のキケロの言葉 アンドルー・F・スミスはケチャップを「調理場のエスペラント語」と呼んだ イタリア初の国民的料理書「料理の科学」の著者ペッレグリーノ・アルトゥージによると、あるやたら人の話に口を出す出しゃばり祭司のあだながドン・ポモドーロ(トマトさん)だった、トマトは何にでも入るから、ということだそうだ。 XO醤は、コニャックの最高級ランク名を元にしている。
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フランス文学の教授が書いた本、珍しく洋書の翻訳モノを読んだ。本書は洋書独特の小難しい表現があまりなく、読みやすかった。紹介されるソースの数々は主にヨーロッパのもので、日本のものは登場しない。 ソースを「単体では料理とは言えず、料理に添えて味を広げるもの」といった定義で広く捉え、...
フランス文学の教授が書いた本、珍しく洋書の翻訳モノを読んだ。本書は洋書独特の小難しい表現があまりなく、読みやすかった。紹介されるソースの数々は主にヨーロッパのもので、日本のものは登場しない。 ソースを「単体では料理とは言えず、料理に添えて味を広げるもの」といった定義で広く捉え、一口にソースと言っても様々なものとその歴史を紹介。各国の食文化と結びつき、いずれもこってりしたイメージの料理が数多く登場する。 子供の頃ソースと言えば、ブルドックソースの、あの濃いカラメル色のやつだけだと思っていた。いまだにソースと言えばあれを思い起こす。日本でかつてソース文化が無かったのは、出汁だったり醤油という万能調味料が圧倒的な存在感があったからではないか、という話をちょうど会社の先輩としていた時に読んだ一冊だった。
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「食」の図書館シリーズをいろいろ取り上げてきているが、今回は「ソース」がテーマだ。ソースと言っても「ソースは謎めいた存在」と著者が述べているように、ウナギのごとくつかみどころがない。そもそもソースとは何ぞ屋から始めないといけないから厄介だ。 とは言っても一定の特徴があると...
「食」の図書館シリーズをいろいろ取り上げてきているが、今回は「ソース」がテーマだ。ソースと言っても「ソースは謎めいた存在」と著者が述べているように、ウナギのごとくつかみどころがない。そもそもソースとは何ぞ屋から始めないといけないから厄介だ。 とは言っても一定の特徴があると著者は述べている。ソースは食品と一緒にあり、液体であることが多く、料理の味付けに使われる、いわばサブの役割を果たす。 そんな役割を担っているソースがいかに古代から今に至るまで存在しているのか明らかにしている。 ソースがなかったら、食が進まない可能性があると思ったら、ぞっとする。ソースがあると料理にバリエーションが増えていろいろな形で食べることができる便利な存在だ。食欲の秋だけに、ソースの歴史を紐解くのもいいかもしれない。
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