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1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代
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1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代

柳澤健(著者)

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1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2016/05/26
JAN 9784087816105

1974年のサマークリスマス

¥660

商品レビュー

4.2

10件のお客様レビュー

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2025/05/20

あの時代の自分を思い起こしたりして、しばし当時の空気感、懐かしさに浸る事が出来、何やら愛おしい一冊となった。 同期である久米宏が病気降板した後を受けて、林美雄の金曜第2部パックインミュージックが1970年から始まる。74年8月16日の放送で突然8月30日での終了が本人から告げら...

あの時代の自分を思い起こしたりして、しばし当時の空気感、懐かしさに浸る事が出来、何やら愛おしい一冊となった。 同期である久米宏が病気降板した後を受けて、林美雄の金曜第2部パックインミュージックが1970年から始まる。74年8月16日の放送で突然8月30日での終了が本人から告げられると、ショックを受けたコアなファン達が動き出す。林美雄のファンクラブ的なイベント、サマークリスマスを8/25に開催(当時まだほぼ無名だった荒井由美に石川セリ、中川梨絵ゲスト)、8/27パ聴連(パック 林美雄をやめさせるな!聴取者連合)メンバーが降板反対の1200筆の署名をTBSへ提出、8/30最終回放送とその後パ聴連メンバーと赤坂から四谷迄の土手散歩、オールナイトを観る会スタート(きっかけは野沢直子のハガキ)、75年1/19「歌う銀幕スター夢の狂宴」開催、4/25荒井由美の私設ファンクラブ設立、6/11水曜1部林パックスタート、8/25第2回サマークリスマス、10月荻窪大学メンバーの映画「黄土を血に染めろ」クランクイン、76年1月同クランクアップ、8/25第3回サマークリスマス、そして80年9/10林パック終了。ここ迄の、林美雄とそのファンであるパ聴連、荻大メンバーという「同じ感覚を共有する同志的結合の極めて強固な若者」達の青春というか連帯とその終息に至るドラマ、それに林が発掘してメジャー化して育っていった荒井由美や、衰退の極みにありながらも彼等が愛情を注ぎ続けた当時の日本映画の事等などが、詳細な取材、ヒアリングでまとめられており非常に興味深く読むことが出来て良かった。 「〜夢の狂宴」の打ち上げ(75年)の飲み屋で、菅原文太が長谷川和彦に「一緒に映画を撮ろうよ」と盛んに話していたのが、「太陽を盗んだ男」(79年)に繋がったんだ思って感激した、という野沢直子のコメントが印象的であった。

Posted by ブクログ

2021/03/07
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※このレビューにはネタバレを含みます

リアルタイムで林パックを聴いた世代だが、サブカルの世界にはまるまでのめりこめなかった。ハコやシェイクスピアシアターなどに行った程度。 60年代の学園紛争世代は、大人は悪とし、高倉健などに自らを投影できた。70年代、そう簡単に割り切れない世代で、投影の対象が見えなかった。 日本映画界も、東映任侠映画も日活青春映画も行き詰まり、日本映画が低迷した時代。そこに資金をかけられない低価格の日活ロマンポルノとか2~3流の監督の採用がある。「8月の濡れた砂」「青春の蹉跌」「赤い鳥逃げた?」など、NYシネマ(明日に向かって撃てなど)と違う、社会の流れに乗り切れない主人公に自己を投影する若者。その案内人としての林よしお。日本映画の再興に貢献したので、歌う映画スター狂演に多くの映画人が参加した。文芸座等に行けばよかったと思い、今更ながら、70年邦画を発掘し、みている。 「自分の評価するものを紹介する」ということで当時まだ無名の荒井由実を発掘、山崎ハコなどを紹介した。 その時代のサブカルの青年群像である。 死蔵している「下落合本舗~」を読み直そうと思う。

Posted by ブクログ

2020/12/15

僕が聴いていたのは1980年のパックインミュージックでの林美雄であって、それは彼の全盛期ではなかったということがよ〜くわかった。 1970年に始まり1974年に終わったパックインミュージック金曜第二部と、その後の1975年に林を中心に開催された「唄う銀幕スター夢の狂宴」までの林美...

僕が聴いていたのは1980年のパックインミュージックでの林美雄であって、それは彼の全盛期ではなかったということがよ〜くわかった。 1970年に始まり1974年に終わったパックインミュージック金曜第二部と、その後の1975年に林を中心に開催された「唄う銀幕スター夢の狂宴」までの林美雄の活躍?とその魅力を様々な証言から丁寧に描いている。 TBSの社員アナウンサーである彼が光を当てたりフックアップした映画やミュージシャンがどれだけあったか。 もしかすると忘れられてしまったかもしれない林美雄の活動の軌跡を、膨大な作業でまとめた著者には感謝。二次資料だけじゃなくて直接いろんな人に会って話を聞いたんだなってことがよくわかる。 僕と同じ時期に聴いていた水道橋博士がノートに付けていた「ユアヒットしないパレード」のチャートは、まさに当時のサブカル的なミュージシャンの名前が並んでいる。僕も少しは影響受けているってこと。4.0

Posted by ブクログ