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107号室通信 トーチC
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107号室通信 トーチC

カシワイ(著者)

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107号室通信 トーチC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 リイド社
発売年月日 2016/06/17
JAN 9784845844258

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107号室通信

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商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

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2024/01/02

丁寧でゆったりとしていて綺麗だな、と思った。紙の質感で読むのが合ってると思う。話は掴みどころがないものもあれば、じんわりと良いなぁという読後感のものもあり、何れにせよ根底には詩的な浮遊感がある。定まらない感じというか。特に好きなのは「層」「一片の眠り」「天象儀の夜」。無学なもので...

丁寧でゆったりとしていて綺麗だな、と思った。紙の質感で読むのが合ってると思う。話は掴みどころがないものもあれば、じんわりと良いなぁという読後感のものもあり、何れにせよ根底には詩的な浮遊感がある。定まらない感じというか。特に好きなのは「層」「一片の眠り」「天象儀の夜」。無学なものでプラネタリウムのことを天象儀というのを知らなかったわ。昔は大好きだったけど、久しく観てないな……。

Posted by ブクログ

2023/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

執着できるなにかがあったり、心の真ん中になにか置いておける人間が羨ましいなと思う人には刺さる世界観。 主人公はふらふらしながらもこの「執着できるなにかを探す」こと自体に執着している気がする。 多分だけどそういう大切なものって探して見つけるわけではないから作品全体にずっと空虚なかんじがするのかなあと思った。

Posted by ブクログ

2023/04/23

鳥肌が立つほど、美しい光景ばかり。最後らへんは特に、ことばにすることもできず、ただただ眺めて感動していました……。 ずっとこのせかいに浸っていたい……たゆたっていたい……、そんなことを考えてしまうほど、カシワイさんが描くせかいが好きです。 優しくて、あたたかくて、ちょっと切ない...

鳥肌が立つほど、美しい光景ばかり。最後らへんは特に、ことばにすることもできず、ただただ眺めて感動していました……。 ずっとこのせかいに浸っていたい……たゆたっていたい……、そんなことを考えてしまうほど、カシワイさんが描くせかいが好きです。 優しくて、あたたかくて、ちょっと切ない絵が、好きです。 (以下、読みながら綴った感想) 2023/04/23 見返し~158 見返し 先日、YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」に又吉さんが出演されていて、紙の本の楽しみ方について語っていました。 表紙を見たり、カバーを外したりすることは元々やっていたのですけれど、見返しの紙を見て想像することはしていませんでした。そこで今回初めて、いろいろ考えてみました。 この本の見返しは深い緑。表紙に描かれているドアと同じ色です。 それが2枚。何故2枚も? と疑問に思いつつ、本扉をめくります。 そこに現れたドア。表紙と同じ緑の、107号室のドア。 そのページをめくると目次。章タイトルがドアに描かれています。 たくさんのドア……と思い、「嗚呼、見返しが2枚だったのは、たくさんのドアを表現していたのかも」とここで気づきました。 本の紙の名前を調べてみて、「扉」のことを再認識して(知っていたものの名前がぱっと出てこないレベル)、このページも含めてみんな「ドア」だったのだとハッとしました。何枚もドアをくぐって、物語の中へ……。 現実から離れてはなれていくのですね。 ここまで考えたことがなかったので、あらためてじっくり本を眺めて、楽しかったです。さすが又吉さん。素晴らしい本との向き合い方をご存知ですね。 p.7 章タイトルが書かれたページ。たくさんのたんぽぽの絵。なんとなくふしぎな感じがするのですけれど、その理由がよくわかりませんでした。 ……よくよく見たら、たんぽぽの下に影。本来地面から生えたたんぽぽは、こんなに全体の影が見えるはずがありません。 「もしかして浮いている……?」と思いつつ、遠くのたんぽぽを眺めたら、確実に地面から浮いていました。やっぱり。このたんぽぽたち、みんな、浮いています……! p.9 章タイトルで描かれていたように浮いているたんぽぽ。こうやって、浮き上がって、どこかへ飛んでいってしまったのでしょうか……? p.10 “ でも、 いたこと わたし おぼえてるよ ” このセリフで終わる物語、好きです。最高。 p.13 “ ジャングル ジムだね ” 朝顔が巻き付いているジャングルジムってこんなに美しい存在なのですね。凄いです。実際に見てみたいです。 p.14~15 光の表現が美しいです。好きです。ずっと此処にいたい、と思ってしまいます。 p.18 ベランダの植物がみんな違います。マメな方が住人なのでしょう。えらいです。 p.30 えぇ……切ないです。 それとも、このせかいのあちこちに、恋人がいると思ってわくわくするのでしょうか。 p.53 「窓」の章の絵、好きです。淡い色合いがいいですね。 p.71 “ でも水族館のお魚さんは 死んじゃっても食べられないよ。 調べた後、肥料とかに するの ” へぇ……! 知らなかったです。 手書きでさらっと書く内容なのでしょうか……? セリフにしてしまってもいいようなマメ知識なのに。 p.85 “ 毎日目に映ってたはずなのにな 思い出せない ” お店がなくなってしまうと、元々何があったのか、思い出せなくなってしまいます。自分がよく利用していたお店ならともかく、「風景」として捉えてしまっていたお店は、全然わかりません……。

Posted by ブクログ

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