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エドウィン・マルハウス 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2016/06/07 |
| JAN | 9784309464305 |
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エドウィン・マルハウス
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エドウィン・マルハウス
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商品レビュー
3.8
27件のお客様レビュー
仕掛けが面白い。主人公つづった、親友にまつわる伝記がそのまま小説になっている。欧米の小説を読んでいて思うのは、「なぜこの語り手がこの話をするのか」の地固めが周到だ、ということ。マーガレット・アトウッドもそうだけど、大方の日本の作家のように「なんとなく一人称にしたかった」的な、ジャ...
仕掛けが面白い。主人公つづった、親友にまつわる伝記がそのまま小説になっている。欧米の小説を読んでいて思うのは、「なぜこの語り手がこの話をするのか」の地固めが周到だ、ということ。マーガレット・アトウッドもそうだけど、大方の日本の作家のように「なんとなく一人称にしたかった」的な、ジャンルに寄っかかった書き方をしないところが、自立してていいなぁ、と思う。 ストーリーは、ダークサイド・スタンドバイミー、といった印象。 あるいは、月が月になろうとして、相手を自分の手で太陽にしてしまうような話。 神官が神官になろうとして、相手を自分の手で神にしてしまう、と言った方が近いのかな。 とにかく、そんな話。 わざとなんだろうけれど、冒頭からしばらくは読んでいてかなり辛かった。固有名詞の羅列だったり、むやみに長い情景描写だったりがたっぷり続いて、「いいからストーリー進めてよ!」という苛立ちで飛ばし読みした部分がかなりある。 読み応えが出てくるのは、ローズ・ドーンが登場するあたりから。主人公の粘着質な性格がこの辺りから露骨になってきて、加速度的に面白くなる。 そして、「信用できない語り手」が語る小説が大好きなのだけれど、これもやっぱり当たりだな、と思わせられるのは、主人公が周囲から見たらどんな子なのかは読み手が想像するしかないように作ってあって、しかもそれがおそらくかなりの部分、伝記執筆の動機になっているんだろうと思わせるところ。何せ、こんなに毎日、かなりの時間を友人の家に入り浸って過ごしている息子に対して親がどう関わっているのか一切の描写がないどころか、親が何をしている人なのかもわからない。わからないので、断片的な情報からあれこれ想像せざるを得ない。その辺りが、上手いなぁ、と思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なるほどね。エドウィンの伝記という形をとった主人公ジェフリーの小説なのね。最後にそれがわかったから読んだ甲斐があったものの、ここにこれがあって、これがあって、、という情景描写が多すぎるのと、特別なところがそれほどない人物エドウィンの普通の日常を大量に読むのに疲れてしまい、何度も途中で離脱したくなった。翻訳が読みやすかったので何とか頑張れた。 素直に感動する伝記小説を期待して読んだのがいけなかった。実験的な小説なのね。
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#河出文庫 #ミルハウザー 著 「 #エドウィンマルハウス 」 ジェフリー著 の伝記「エドウィンマルハウス」を まるごと入れてしまう入れ子構造。「復刻版によせて」や「初版へのまえがき」も入れた遊び心のある構成 芸術家の人生が終わらなければ、芸術に結びつく 中間点や始点が定まら...
#河出文庫 #ミルハウザー 著 「 #エドウィンマルハウス 」 ジェフリー著 の伝記「エドウィンマルハウス」を まるごと入れてしまう入れ子構造。「復刻版によせて」や「初版へのまえがき」も入れた遊び心のある構成 芸術家の人生が終わらなければ、芸術に結びつく 中間点や始点が定まらず、伝記作家は伝記が書けない一方で、芸術家を見出す伝記作家がいないと、芸術家が誕生しないという、芸術家と伝記作家の表裏一体性は なるほどと思う 著者は、子供の執着心に芸術性の萌芽を見出している 「何かに執着できる能力を天才と呼ぶ〜誰もかっては天才だった」 ジェフリー著の伝記は、予定調和的に出来事をプロットしていく狂気性がテーマであるように思う。エドウィンの死すらプロットとして捉えている 「この世の初めには沈黙があった。沈黙は あらゆる言葉の生みの母」
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