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白骨の処女 河出文庫
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白骨の処女 河出文庫

森下雨村(著者)

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白骨の処女 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2016/06/07
JAN 9784309414560

白骨の処女

¥220

商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2018/11/11

盗難車の中の死体、盗まれたダイヤモンド、血痕を残し失踪した令嬢、これら三点の謎を追う探偵小説。 戦前の探偵小説のため、「実は○○は○○だった」という唐突な伏線回収が後半部に多いのはご愛嬌。 戦前の作品と知って読んだせいか、古臭さはさほど感じず、レトロ感が良かったです。

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2017/09/12

森下雨村、は江戸川乱歩を世にだした編集者として有名な人で、日本の推理小説の父、と呼ばれている人です。 高知の佐川の人ね。 編集をやめたあとは自分でも書いていました。 これは1932年の作品。 なんと90年近く前の作品の復刊です。 でも、文章は現役だよ。 軽々と読める……。 ときど...

森下雨村、は江戸川乱歩を世にだした編集者として有名な人で、日本の推理小説の父、と呼ばれている人です。 高知の佐川の人ね。 編集をやめたあとは自分でも書いていました。 これは1932年の作品。 なんと90年近く前の作品の復刊です。 でも、文章は現役だよ。 軽々と読める……。 ときどき“省線”とか(JRのことです)混じったりするけど、横溝正史より江戸川乱歩よりはるかに現代文だよ。 ずっと読みたかったんだけど、全集にしかなくってまだ読んだことがなかったんです。 河出書房、復刊ありがとう! 公共図書館は買うべきでしょう。 2016/9/9 更新

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2017/03/31

風俗描写などはそれなりに時代通りなんですが、昭和7年の作品とはホント驚き。モダンな作風と、主役級で動き回る男性達が皆どこかキュートで萌える。妙に甘味好きだったり、果物食べてたり、男性二人でカフェでオレンジジュースを飲みながら事件の検討するんですよ。萌えますよね! あと、ホームズ役...

風俗描写などはそれなりに時代通りなんですが、昭和7年の作品とはホント驚き。モダンな作風と、主役級で動き回る男性達が皆どこかキュートで萌える。妙に甘味好きだったり、果物食べてたり、男性二人でカフェでオレンジジュースを飲みながら事件の検討するんですよ。萌えますよね! あと、ホームズ役・ワトソン役的な明確な役割分担はなく、全員探偵状態(つまり、全員有能なのです!)で、それが連携しながら事件を調査してくので、情報開示のテンポも良くグイグイ読ませてくれました。

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