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「安倍一強」の謎 朝日新書563
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2016/05/01 |
| JAN | 9784022736635 |
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「安倍一強」の謎
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「安倍一強」の謎
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商品レビュー
2.8
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2012年12月から2020年9月まで7年8カ月程度続いた第二次安倍政権期間中、自民党は選挙に勝ち続け、安倍元首相は、自民党内で総裁選を勝ち続けた。また、政権のガバナンス、特に官僚との関係で官邸の人事権を強化する等、他党に対して、自民党内で、また官僚に対して、安倍内閣は、「一強」...
2012年12月から2020年9月まで7年8カ月程度続いた第二次安倍政権期間中、自民党は選挙に勝ち続け、安倍元首相は、自民党内で総裁選を勝ち続けた。また、政権のガバナンス、特に官僚との関係で官邸の人事権を強化する等、他党に対して、自民党内で、また官僚に対して、安倍内閣は、「一強」の状態にあったと言えよう。本書は、その理由を、経緯を含めた探ったものである。 私は、やはり、選挙に強かったことが一番の原因だと考える。選挙に勝ち続けることにより、自民党内で強い求心力を持ち続けることが出来たこと、また、国会内で多数を握ることにより、自らの政策実行を進めることが出来たこと(ただし、「アベノミクス」を見て分かる通り、実行した政策が本当に効果の高いものだったかどうかは別問題であるが)等が、安倍政権が「一強」でいられた原因であろう。 では、なぜ、選挙で勝ち続けることが出来たのか。私は、野党がだらしがなかったことをあげたい。せっかく政権交代を実現しながら、自らの経験・実力不足により、短期間で国民から愛想をつかされたのが民主党であった。そして、政権を担っていた際の失敗を生かして、捲土重来を期す努力もせず、民主党は分裂を繰り返し、自民党に対抗する政党ではなくなってしまった。自民党が選挙に勝ち続けたのは、もちろん、安倍元首相の魅力もあったとは思うが、主には、野党の側のだらしなさに、私は原因を見る。 しかし、安倍元首相が退任したのは、2020年9月であり、まだ4年半前のことだ。 その間に、自公連立政権は衆議院で過半数割れをしてしまい、与野党の勢力図は大きく変わった。また、7月に予定されている参議院選挙では、その流れが続くことが予想されている。安倍元首相が退陣した時の「自民党一強」状態からは、現在の状況は予測が難しかったと言えるのではないだろうか。 菅・岸田・石破と、自分の考えを伝えることが下手な首相(自分の考えが何かあるという前提だけれども)が続き、ウクライナ戦争・円安からの輸入物価高騰からの消費者物価上昇と、それに収入がまったく追いつかない状態、政治と金の問題をめぐっての自民党の失態、そういったことが重なった結果であるが、政治の世界は、一度、風向きが変わると、なかなか取り戻せないものなのだな、と感じる。 そういう意味では、「安倍一強」「自民党一強」も、構造的な部分はあるものの、「風の吹き方」の結果でもあったのだろう、とあらためて感じる。
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現在の安倍内閣を、政権交代があり得る政治体制に適応できているから強いのだとする視点で読み解いている。 「政権→下野→政権」このサイクルこそが一般的であり、この意味で野党が目標とすべきは現在の自民党であるというわけだ。政党内閣制が続くうえでは、そうかもしれない。現政権の至らないとこ...
現在の安倍内閣を、政権交代があり得る政治体制に適応できているから強いのだとする視点で読み解いている。 「政権→下野→政権」このサイクルこそが一般的であり、この意味で野党が目標とすべきは現在の自民党であるというわけだ。政党内閣制が続くうえでは、そうかもしれない。現政権の至らないところを、新しい政策を掲げる次の政権が補っていく。もちろん継承すべきは継承しつつだ。 けどそれ以前に、政党内閣制が限界にきているんじゃないだろうか。
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本書は、日本政治は少しずつ成熟に向かっているという現状認識の下、第2次安倍政権発足以降の「安倍一強」とも呼ばれる状況がなぜ生じているのかについて、一度与党であった自民党が野党になり、再び与党になったというプロセスを経て、安倍自民党政権が政権交代のサイクルを先導している点を理由とし...
本書は、日本政治は少しずつ成熟に向かっているという現状認識の下、第2次安倍政権発足以降の「安倍一強」とも呼ばれる状況がなぜ生じているのかについて、一度与党であった自民党が野党になり、再び与党になったというプロセスを経て、安倍自民党政権が政権交代のサイクルを先導している点を理由として指摘する。また、民進党には、政権交代のサイクルの先を行く自民党から学ぶべきは学んで、強い野党となり、政権交代のサイクルをより円滑にし、日本政治の基盤を強めるようエールを送っている。 本書は、各章ごとに、「問い」を設定し、それに答えていくという構成になっている。ただ、正直、最初に設定された問いの答えがすっきりわかるようになっているかというと、あまりそのようには感じられなかった。 一方、個々の指摘は興味深いものが多かった。例えば、「1990年代型改革」の終焉の指摘、菅官房長官以外では官房長官が務まらないような形で内閣官房改革が進められているという指摘、安保法制を巡る動きを踏まえ市民が理解できる「アマチュアリズム」が必要であるという指摘などである。 本書の日本政治の現状認識は、楽観的に過ぎるのではないかという気はしたが、日本政治を成熟させていくうえで、示唆に富む内容であることは間違いない。
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