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あの素晴らしき七年 Crest books
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2016/04/01 |
JAN | 9784105901264 |
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あの素晴らしき七年
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商品レビュー
4.2
26件のお客様レビュー
息子の誕生から父の死までの7年間を綴ったエッセイ。 テロや空襲が日常の暮らしにもシリアスさを感じさせない。 各国でのユダヤ人であるが故の困難にも強靭なユーモアで対抗する。 著者の言葉には揺るぎない知性と力がみなぎっている。
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今年読んで良かった作家のひとりは間違いなくミランダ・ジュライなのだけれど、この作家もその位置に来た。まだ1冊しか読んでいないけれど、とにかく素晴らしいよ。子供が誕生して、父親が亡くなるまでの7年間のエッセイなのだけれど、テロリストの攻撃で始まり、ミサイルが降ってくる最終話で終わる...
今年読んで良かった作家のひとりは間違いなくミランダ・ジュライなのだけれど、この作家もその位置に来た。まだ1冊しか読んでいないけれど、とにかく素晴らしいよ。子供が誕生して、父親が亡くなるまでの7年間のエッセイなのだけれど、テロリストの攻撃で始まり、ミサイルが降ってくる最終話で終わる。中東情勢、宗教、私は恥ずかしいくらいとにかく無知だけれど本当に素晴らしい。 イスラエルで起きていることは紛れもなく悲劇で、子供は大人の都合で大勢死んでいる。この作品は宗教、国の都合と家族、自分のルーツを絡めているのに、驚くくらいあっけらかんとしている。ケレットは受け入れてるんだな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
イスラエルはテルアビブ在住の作家の短編エッセイ集。「七年」とは息子が生まれ、父が死ぬまでの七年間だ。どの話も日常を切り取ったようなもので短くて、ユーモアに満ちていて面白い。著者の日常は、実際に自国が戦争をしていて兵役があり、テロが起き、ミサイルが降ってくる日常である。でもすごく軽妙な語り口で、あくまで軽く受け流していく姿勢が読みやすく、何が起きようが子育てや日々の生活は続いていくし、かえってそういった「日常」が確かに存在するのだということを思わせる内容になっている。しかし著者にはそんな啓蒙じみた考えは一切なさそうなのが良かった。 個人的には、兄が宗教教育から脱落したり、姉が超正統派に転向したりというなかで「神を信じない」著者との多少ぎこちない、それでも相手を尊重した家族付き合いが続いていっている様子が面白かったなと思う。
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