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国家はなぜ衰退するのか(上) 権力・繁栄・貧困の起源 ハヤカワ文庫NF464
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国家はなぜ衰退するのか(上) 権力・繁栄・貧困の起源 ハヤカワ文庫NF464

ダロン・アセモグル(著者), ジェイムズ・A.ロビンソン(著者), 鬼澤忍(訳者)

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国家はなぜ衰退するのか(上) 権力・繁栄・貧困の起源 ハヤカワ文庫NF464

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2016/05/25
JAN 9784150504649

国家はなぜ衰退するのか(上)

¥715

商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

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2021/01/30

一つの視点

経済発展は政治的制度と密接な関係がある。 地理説。中緯度地域の土地の生産性が高いから欧米は発展した。 文化説。文化や宗教が社会の制約となり経済発展を阻害した。 地理説、文化説を見事に論破している。カトリック諸国が経済性に欠けるなら、南ドイツの産業発達を説明できない。中緯度地...

経済発展は政治的制度と密接な関係がある。 地理説。中緯度地域の土地の生産性が高いから欧米は発展した。 文化説。文化や宗教が社会の制約となり経済発展を阻害した。 地理説、文化説を見事に論破している。カトリック諸国が経済性に欠けるなら、南ドイツの産業発達を説明できない。中緯度地域ならアルゼンチンは好条件のはず。 この辺り、私の持論と一致 社会エリートが経済発達により、自らの権益を削がれることを恐れて、経済発展しない仕組みを作り出す。収奪的経済が根本的な問題。包括的政治制度が包括的経済制度を産む。生産、発達へのインセンティブが生まれ経済発展する。 包括的と何度も出てくるが、英語のインクルーシブの方が分かりやすい気がする。 この本に★ゼロが多いが。読めなかった人の評価なので気にせず買うべし。

ユスト

2024/11/25

2024年のノーベル経済学賞を受賞した2人の著作 これが文庫で読めるなんて早川書房グッドジョブ 自分が経済学者の書いた著作を手に取るとは思いもよりませんでしたが、ノーベル賞受賞に加え、文庫本の手に取りやすさがあったから 今まで漠然と捉えてきた経済や政治について、明確な見方を与え...

2024年のノーベル経済学賞を受賞した2人の著作 これが文庫で読めるなんて早川書房グッドジョブ 自分が経済学者の書いた著作を手に取るとは思いもよりませんでしたが、ノーベル賞受賞に加え、文庫本の手に取りやすさがあったから 今まで漠然と捉えてきた経済や政治について、明確な見方を与えてくれたこの本に感謝です。 内容もそれほど専門的な語彙が多く用いられているわけでもなく、理路整然と書かれているので、素人が読んでもついていけます。 この本を読む前と読んだ後では、世界の見え方の解像度が上がった様な気がする 貧しいかどうかは、地理的なものや文化にに由来するものではなく、そこで行われている政治と経済制度によるものである 私有財産の補償がない限り、イノベーションは生まれない 中央集権的でなおかつ多元的な政治制度の存在が鍵 包括的な政治制度と、包括的な経済制度 収奪的な政治制度からの脱却が、破壊的創造を生み出す いろいろ刺激的な知識を得ることができました 素晴らしい内容です

Posted by ブクログ

2024/11/25

全く面白くなかった。 面白くはないが、必要な知識。 包括的制度vs収奪的制度 しかしノーベル経済学賞受賞。ということで星4つ。 我慢して読むべし。

Posted by ブクログ