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本当の夜をさがして 都市の明かりは私たちから何を奪ったのか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白揚社 |
発売年月日 | 2016/04/01 |
JAN | 9784826990585 |
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本当の夜をさがして
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
星空を見に行きたくなった!!! 光害という言葉は知っていたけど、改めて考えるとすごく怖いことだし身近な環境問題なんだなということを改めて突きつけられる。ボートルスケールや、国際ダークスカイ協会(今はダークスカイに変わったらしい)など、色々と知ってよかったなと思う単語がたくさん。 ...
星空を見に行きたくなった!!! 光害という言葉は知っていたけど、改めて考えるとすごく怖いことだし身近な環境問題なんだなということを改めて突きつけられる。ボートルスケールや、国際ダークスカイ協会(今はダークスカイに変わったらしい)など、色々と知ってよかったなと思う単語がたくさん。 とりあえず家から一番近い星空保護区へ旅行する計画を立て始めた。 一生に一度でいいから天の川を見てみたい。
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この本を読んでまず思ったことは「そういえば天の川って見たことないかもしれない」である。実際には子どものころ見てるかもしれないが、覚えてはいない。記憶にあるなかで僕が見た夜空でいちばんキレイだったのは2011年3月11日に見上げた夜空だった。実はこの夜空こそが平常で、ふだんの夜空が...
この本を読んでまず思ったことは「そういえば天の川って見たことないかもしれない」である。実際には子どものころ見てるかもしれないが、覚えてはいない。記憶にあるなかで僕が見た夜空でいちばんキレイだったのは2011年3月11日に見上げた夜空だった。実はこの夜空こそが平常で、ふだんの夜空がイレギュラーなんだと、そう考える気づきを与えてくれる本。
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書名と装丁の写真に惹かれて手に取る。 第一章は、強烈な光の世界、闇を打ち消すラスベガスの光景から始まる。 ガス灯が発明され、そしてエジソンが電球を発明してから、強烈な勢いで駆逐されてきた夜の風景。 それは、ラスベガス ルクソールホテルのようにそれに向かって発射される光のためばか...
書名と装丁の写真に惹かれて手に取る。 第一章は、強烈な光の世界、闇を打ち消すラスベガスの光景から始まる。 ガス灯が発明され、そしてエジソンが電球を発明してから、強烈な勢いで駆逐されてきた夜の風景。 それは、ラスベガス ルクソールホテルのようにそれに向かって発射される光のためばかりではない。 防犯のためという理由で灯される、街路灯。 一家団欒の象徴である明るい居間から街に漏れ出す灯り。 コンビニやガソリンスタンドに客を呼び寄せる、強烈な灯り。 それらの明かりが束になって、夜を打ち消しているという指摘。 そして、筆者は夜の闇と人間との関係について様々な点から考察する。 そして、現在でも残る(それは、地上では強烈に意識され、強力に維持されることによってのみ存在する。)夜の暗さと、その暗さを求めるムーブメントについての実例を紹介する。 長い人間の歴史の中、地上の時間の半分は闇だった。 おそらく、人間の身体も、半分が闇であり夜であることを前提に調整されている。 明るいばかりが進化じゃない。そんなことを考えてみたい一冊だった。
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