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食べる私
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2016/04/20 |
JAN | 9784163904450 |
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商品レビュー
4.2
17件のお客様レビュー
You Are What You Eat. 食べることは生きること。各界著名人に聞く食にまつわる思い出。 食に関するエッセイの多い筆者。本書は珍しく対談。食にまつわる思い出、好きな料理、行きつけの店などの話を聞いているうちに、その人の人となりを見抜いてしまう。食のエッセイスト...
You Are What You Eat. 食べることは生きること。各界著名人に聞く食にまつわる思い出。 食に関するエッセイの多い筆者。本書は珍しく対談。食にまつわる思い出、好きな料理、行きつけの店などの話を聞いているうちに、その人の人となりを見抜いてしまう。食のエッセイストはまた稀代の人間観察家でもあり優秀な聞き手である。 筆者の他の著作に見られる食への純粋な感動と同様なピュアな姿勢が対談者の緊張をほぐし、本人も気づかなかった嗜好や思い出に気付いていく。作家にありがちな冷徹な視点ではなく、筆者の視点はどこまでも優しい。 「オール讀物」に連載された「この人のいまの味」をまとめた一冊。
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「食べることは生きること」この本を読みながら何度もこの言葉が頭の中で流れた。 しかし食べ物のことを思うとき、語るとき、自然と美食について話そうとしてしまう。自分の体やその時の気持ち、ライフスタイルに合っている食べ物なら、それは「食べることは生きること」に違いないのに。 思い出...
「食べることは生きること」この本を読みながら何度もこの言葉が頭の中で流れた。 しかし食べ物のことを思うとき、語るとき、自然と美食について話そうとしてしまう。自分の体やその時の気持ち、ライフスタイルに合っている食べ物なら、それは「食べることは生きること」に違いないのに。 思い出の食べ物、いま好きな食べ物、誰かと食べたい食べ物などを通して見えてくる確立したその人の人間性。食べ物ひとつを語っただけでこんなに見えてくるものなのかととても驚いた。 365日、人と食は寄り添っている。毎日の食事は美食でなくていい。ただもちろん美食でもいい。自分を作ってくれている食べ物や食事と、いま一度向き合ってみたいと思う一冊だった。
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久しぶりの平松さんだ。 父母と静岡のクレマチスの丘に行き、須田悦弘さんの作品を鑑賞した。 3人で行けて、嬉しかった。 その帰りのミュージアムショップで、スイカの絵が素敵だと思い購入。 わたし、笑っちゃったのが、ジェーン・スーさんのインタビュー。いや、そんなに笑うところ...
久しぶりの平松さんだ。 父母と静岡のクレマチスの丘に行き、須田悦弘さんの作品を鑑賞した。 3人で行けて、嬉しかった。 その帰りのミュージアムショップで、スイカの絵が素敵だと思い購入。 わたし、笑っちゃったのが、ジェーン・スーさんのインタビュー。いや、そんなに笑うところはないのだけど、 「普通だったらその食材で2,3品できるところを、君は一気にまとめて炒めてしまう。」 的なことをパートナーに言われたという内容の件を読んで、 「あ、これ、うちのお母さん!」って、思ったの。 お母さん、何でもかんでも一緒に炒めて、結局全部同じ味。 でも、今となれば思うのね。 この人はきっと、お料理なんてほんとは好きではないだろうし、食にもそんなに興味がないのだろうけれど、私や兄弟を育てるために、一生懸命になってくれてたんだなぁって。感謝しかなく、愛おしく思える。 人を通して気づく、私に届いた母のやさしさと、愛おしい不器用さ。 ありがとう。
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