Number Do(vol.25 2016) 東京は世界一のランニングタウンだ！ Number PLUS

文藝春秋

• 販売会社／発売会社: 文藝春秋
• 発売年月日: 2016/03/01
• JAN: 9784160083035

商品レビュー

2016/04/03

　TOKYO RUNNING MAGAZINE
　東京は既に世界一のランニングタウンだ。という特集。確かに、ランナーは増えた。確実に、そしてバラエティーに富む属性に。職場でも、皇居ランが普通に行われ、走っていない人、または運動を恒常的にやっていない統計上７割の人が少しずつ切り崩されている印象だ。
　東京で走ってみて思うことは気持ちがいい。特に、夕方から夜は最高だ。シンとした空気と、ビルの夜景や東京タワー、河川敷など癒してくれる環境がたくさんあり、また飽きない。
　トライしてみようと思ったは、夕暮れ時の六郷土手、西麻布から、東京タワー、芝公園を通るコースはよく走っている、鹿屋アスリート食堂は先日の飲み会で使ったところ、みんなでダイエットしていたので、キノコ鍋とか豆腐料理が出てくる。結果、男女合わせて１６人全員が３ヶ月で５%減を達成。どれだけダイエット方法がいろいろあっても、結局皆がやっているという強制力にかなうものは無い。昼の糖質抜き、皇居ランや休日の運動、筋トレなどいろいろな方法があったが、全て成功。そんなもんだろうな。砧公園は引っ越しして近くにあるので楽しみだ。クロカンコースと、サイクリングコース。ともに約１キロ半くらいのコースだが、気持ちよさそうな予感。駒大の駅伝部のホーム練習地と。
　TSUTAYAの増田社長も週に３回程度トレーニングの時間をとっているそう。代官山のオフィスから、二子玉や新宿などを駆ける。それは、マーケティングリサーチと頭の整理の時間を兼ねていると。たしかに、ラン中は意識が研ぎすまされている。
　この雑誌は普通じゃない。ブックコーナーで紹介されているのが、「弓と禅」。スティーブジョブスが愛読書としている、禅への道を外国人目線で見た本だ。
　走り始めて早、２年くらいになるのか。１０キロまでは楽に。それ以上は飽きちゃうし時間もそこまで無い。本誌をパラパラ眺めつつ、自身の次を見据えて、考えるきっかけになった。