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甘いもんでもおひとつ 藍千堂菓子噺 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2016/05/10 |
JAN | 9784167906146 |
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甘いもんでもおひとつ
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
天才肌の菓子職人「晴太郎」と商才に長けた「幸次郎」兄弟。大好きだった父の菓子を守りたくて元父の職人「茂吉」の店で葵千堂菓子店を始めます 父の菓子の味を変え、兄弟を店から追い出すだけでなく、嫌がらせを続ける叔父。優しかった叔父の変わりようには、驚く秘密が隠れてました。その苦悩が甥...
天才肌の菓子職人「晴太郎」と商才に長けた「幸次郎」兄弟。大好きだった父の菓子を守りたくて元父の職人「茂吉」の店で葵千堂菓子店を始めます 父の菓子の味を変え、兄弟を店から追い出すだけでなく、嫌がらせを続ける叔父。優しかった叔父の変わりようには、驚く秘密が隠れてました。その苦悩が甥っ子たちに知られることになり、この先の付き合いに変化がありそう。続きが楽しみです
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両親が亡くなり叔父から和菓子屋を追い出された兄弟の話です。兄の清太郎は菓子作りに長け、弟の幸次郎は商いに長け、職人の茂市と3人で菓子屋をしながらいろいろな問題を解決。心が優しくなれる作品です。
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2024.3.3 読了。 両親が亡くなり叔父に実家を追われた晴太郎と幸次郎は、父の元で働いていた菓子職人の茂市と共に「藍千堂」という和菓子屋を立ち上げる。叔父の嫌がらせにも対処しながら季節感溢れる、食べる人達のことを想い作られる和菓子たち。 連作短編集6話収録。 最近お菓子屋...
2024.3.3 読了。 両親が亡くなり叔父に実家を追われた晴太郎と幸次郎は、父の元で働いていた菓子職人の茂市と共に「藍千堂」という和菓子屋を立ち上げる。叔父の嫌がらせにも対処しながら季節感溢れる、食べる人達のことを想い作られる和菓子たち。 連作短編集6話収録。 最近お菓子屋や料理屋が舞台になる小説を続けて読んでいるけれど、この作品は勿論和菓子ひとつひとつ丁寧に描かれ季節感も感じられるが読み終わって心に残ったのは叔父と晴太郎兄弟の確執や叔父の商う和菓子屋「百瀬屋」からの嫌がらせに巧く対処するために協力してくれる人々の心の動きや関係性が一番かもしれない。 穏やかな性格の馬鹿の付くほどの菓子職人の兄晴太郎が大将で、細やかで商才のある弟幸次郎は影なる軍師というイメージがあるが、そんなふたりも人間味溢れる怒りや戸惑い、優しさや気遣いが時に顔をみせるところも良かった。
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