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勝海舟修養訓 活学新書
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勝海舟修養訓 活学新書

石川真理子(著者)

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勝海舟修養訓 活学新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 致知出版社
発売年月日 2016/03/22
JAN 9784800911070

勝海舟修養訓

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商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2017/05/06

・人はギリギリまで追い詰められた時に、思いがけず閃くもの。実地に生かすことを可能にしたのが、ありとあらゆる困苦艱難。困苦艱難があってこそ、学んだことが生かされた。つまり、困苦艱難があってこそ、学んだことが生かされる。活学問になり得ない、単なる知識でしかない学問は、下手をすると奢り...

・人はギリギリまで追い詰められた時に、思いがけず閃くもの。実地に生かすことを可能にしたのが、ありとあらゆる困苦艱難。困苦艱難があってこそ、学んだことが生かされた。つまり、困苦艱難があってこそ、学んだことが生かされる。活学問になり得ない、単なる知識でしかない学問は、下手をすると奢りのもととなる。 ・相場が下がったときに何を積み重ねていくか。力が貯えられ、人間に磨きがかかるのは、むしろこのとき。 ・「捨ててかかる」「勝敗の念を度外に置く」「虚心坦懐」つまりすべてのこだわりを捨てて無心になり、かつ、大らかな心で挑むということ。現代に生きる私たちは多くのことにこだわりすぎている。守るべき信念へのこだわりは別として、たいていのことはそれこそいざとなれば捨てられるものではないか。こだわる心はストレスをも生む。やはり捨ててかかることは大切。 ・「世のため人のため」とはよく言われることであり、また、人はそうあるべきだが、言葉だけが一人歩きしないよう努める必要がある。言葉にせずとも黙々と行い続けていれば必ずわかってもらえるときが来る。いえ、そのときが来なくても行ったということが大切。〜〜のためという思いがうぬぼれにならないためには、当然のことをしているのみだと自分を戒めることだろう。 ・正心誠意とは、その意を誠にして心を正しくするという意味であるところから、私利私欲を度外視し、一点の曇りもない心で事に取り組むことと言える。常にこのようにあろうとするのは非常に難しい。自分の行動を少し離れたところから観察し、私心が見え隠れしていないか厳しく内省する必要がある。その努力なくして知行合一はあり得ない。行わないなら知らないのと同じ。結果どうこうより、それに向かって行動しているかどうかを断じている。

Posted by ブクログ

2016/05/31

関係性が近い人間よりも第三者の言葉の方が受け入れやすいことがあるが、それを感じさせる書。自身になることも多いが、耳が痛いことがとても多い。書の言葉を素直に受け入れてしまう大きな理由のひとつは、海舟の粋な考え方にあるのだろう。「言わせておけ」的な克己心がありながら、万人の言葉を素直...

関係性が近い人間よりも第三者の言葉の方が受け入れやすいことがあるが、それを感じさせる書。自身になることも多いが、耳が痛いことがとても多い。書の言葉を素直に受け入れてしまう大きな理由のひとつは、海舟の粋な考え方にあるのだろう。「言わせておけ」的な克己心がありながら、万人の言葉を素直に取り入れるあたりは、見習うべき姿勢です。

Posted by ブクログ

2016/05/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結構前から気になっていた勝海舟。その言葉をまとめた抄訳本。 小手先の技術に頼らない、些細な事でもやり抜くことなど自分が常々だめだなと思っていたことがはっきり言葉にされていてぐさりときた。 どんな人でも招き入れて話を聞いたり、刀を抜かずに敵を追い払うなどのエピソードも多くあり、勝海舟のことを知る入り口になった。

Posted by ブクログ

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