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呪われた腕 ハーディ傑作選 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2016/04/28 |
| JAN | 9784102108062 |
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呪われた腕
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
私の好きな短編小説とくれば、まずはモーパッサン。そしてトマス・ハーディ。ハーディは、若い頃「テス」に大感銘し、この短編集を含めて、多くの作品を読んだ。 長編が冗長に感じられるモーパッサンと異なり、ハーディは、長編も短編も素晴らしいということになるのだが、そもそも尺の長さが違うだけ...
私の好きな短編小説とくれば、まずはモーパッサン。そしてトマス・ハーディ。ハーディは、若い頃「テス」に大感銘し、この短編集を含めて、多くの作品を読んだ。 長編が冗長に感じられるモーパッサンと異なり、ハーディは、長編も短編も素晴らしいということになるのだが、そもそも尺の長さが違うだけで、基本が同じ。緊密なプロットで物語が築き上げられている。街の大聖堂も村の小さな教会も建築物としては同じということか。(ちなみにハーディはもともと建築家である) 視点はまさに神のごとし。 なのに重くない。豊かな自然とその中で生きる人々の話を丁寧に織り上げている。 ただ、あまりにも不幸な偶然が重なりすぎやしないかと指摘されることも多いが、そこは、運命に翻弄される小さき人たちを描く昔ながらの手法ということで。 さてこの短編集だが、当然、20代で読んでいて、近年、電子書籍にもストックしてあったが、村上柴田翻訳堂の取り組みに共鳴し、再購入。シリーズの早々にハーディが選ばれたことに感激ひとしお。巻末の村上×柴田解説セッションだけでも、再購入の甲斐があった。 短編集の中の作品群は、甲乙つけがたいが、恋愛ロマンとして、「幻想を追う女」、「アリシアの日記」をお薦めします。
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確か、村上春樹と柴田元幸の翻訳夜話を読んでいて、村上春樹が昔から好きで読んでいたと書いていたので、興味を持ち購入。私自身はどちらかとハッピーエンドの方が好きだが、この短編小説集は不幸な話を取り上げている。ただ、全く嫌な感じはしないし、どれも面白く読むことができた。他の作品を読みた...
確か、村上春樹と柴田元幸の翻訳夜話を読んでいて、村上春樹が昔から好きで読んでいたと書いていたので、興味を持ち購入。私自身はどちらかとハッピーエンドの方が好きだが、この短編小説集は不幸な話を取り上げている。ただ、全く嫌な感じはしないし、どれも面白く読むことができた。他の作品を読みたいと思い探したが、販売しておらず残念。是非とも復刊を望みたい。
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どの話も、ハッピーエンドとは言えない苦い結末ばかりですが、読後感は悪くありませんでした。それは、主人公が運命に流されているだけではなく、自分で考え決めたことの結果としての悲劇を、抗うこと無く受け止めきっているからだと思います。
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