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ザ・カルテル(上) 角川文庫
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ザ・カルテル(上) 角川文庫

ドン・ウィンズロウ(著者), 峯村利哉(訳者)

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ザ・カルテル(上) 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2016/04/25
JAN 9784041019665

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商品レビュー

4.1

19件のお客様レビュー

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2024/02/24

前作『犬の力』から続投すると思っていたカランとノーラの名前が「主要登場人物」欄になかった時はがっかりしたものの、すぐに夢中になった。知っている名前もあることで、前作より早く物語に入り込めた。 おなじみアダンの豪奢な日常(刑務所でも!)には悪の魅力を感じてしまうけれど、今作は更に...

前作『犬の力』から続投すると思っていたカランとノーラの名前が「主要登場人物」欄になかった時はがっかりしたものの、すぐに夢中になった。知っている名前もあることで、前作より早く物語に入り込めた。 おなじみアダンの豪奢な日常(刑務所でも!)には悪の魅力を感じてしまうけれど、今作は更に対抗組織が増え、抗争の規模が大きくなったことで、一般人の犠牲者が増える。最後には麻薬組織側の肩を持つのはさすがに不可能な状況にまでなる。 この泥沼に、ウィンズロウはどんな結末を用意しているのだろう。

Posted by ブクログ

2023/11/02

盟友マリモっち(いつから?)の仇討ちのため、いよいよひまわりめろんさんの出陣です 弔い合戦じゃあ!(亡くなってないよ!) ってあれ? よく考えたら別にわいが勧めたわけじゃないや 勝手によみ始めて勝手に挫折したんだっけ(勝手に言うな) じゃあ弔い合戦は無しの方向で(だから!) ...

盟友マリモっち(いつから?)の仇討ちのため、いよいよひまわりめろんさんの出陣です 弔い合戦じゃあ!(亡くなってないよ!) ってあれ? よく考えたら別にわいが勧めたわけじゃないや 勝手によみ始めて勝手に挫折したんだっけ(勝手に言うな) じゃあ弔い合戦は無しの方向で(だから!) というわけでノワールの傑作『犬の力』の続編『ザ・カルテル』を遂に読み始めましたよ ブクログ本棚を確認したところ前作『犬の力』を読んだのは2022年5月 なんと1年半も間あいちゃいました(テヘ) だって上巻632ページ、下巻591ページの大作はさすがのわいも簡単には手を出せなかったんです だけどやっぱ読んで良かった! 面白かった! きっかけになってくれたマリモさんにちょっとだけ感謝!(ちょっとかよ) 内容はね 結局麻薬捜査官ケラーと麻薬王アダンの似た者同士の壮大な兄弟喧嘩が再び繰り返される二番煎じなんだけど もうスケールアップが半端ないんですよ そして前作との最大の違いは、二人が歳とってるってことなんです 歳を重ねることにより老練さがましたり、歳をとることの悲哀なんてのも反映されてる気がしましたね そしてなんといっても冒頭のメキシコで殺されたり、消えたりしたジャーナリストたちの名前の列挙ですよ 彼らに捧げるとありますが…これってもちろん言葉通りの意味もあるんでしょう だけど自分はこの本が「アメリカ」で書かれていることに意味があると思うんです このジャーナリストたちの名前には「アメリカ人」に対するウィンズロウの怒りが込められているんじゃないかと思うんです この人たちが消えてしまったのは、お前たちが麻薬漬けの毎日を断ち切ろうとしないからだぞ!と 麻薬王を産んでいるのはお前たちが貢いでいるせいだぞ!と この物語はドン・ウィンズロウの弔い合戦なのかもしれません きれいにまとめた!(自分で言わない方がいいこと)

Posted by ブクログ

2023/03/01

2020年2月「犬の力」再読に読み出したが200ページあたりで挫折。2年越しの再挑戦。今回は2週間で読了。下巻へ繋がった。

Posted by ブクログ

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