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二宮尊徳 教養として知っておきたい PHP新書
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二宮尊徳 教養として知っておきたい PHP新書

松沢成文(著者)

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二宮尊徳 教養として知っておきたい PHP新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2016/03/01
JAN 9784569830209

二宮尊徳

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2022/04/14

教養として知っておきたい二宮尊徳 日本的成功哲学の本質は何か 著:松沢 成文 二宮尊徳は、自らの実践を通じて「至誠」「勤労」「分度」「推譲」「積小為大」「一円融合」などの改革理念や思想哲学を生み出し、人びとを導いてきた。これらの教えは、日本人の社会規範や道徳としての精神的価値...

教養として知っておきたい二宮尊徳 日本的成功哲学の本質は何か 著:松沢 成文 二宮尊徳は、自らの実践を通じて「至誠」「勤労」「分度」「推譲」「積小為大」「一円融合」などの改革理念や思想哲学を生み出し、人びとを導いてきた。これらの教えは、日本人の社会規範や道徳としての精神的価値の基盤になっているといっても過言ではない。尊徳ほど、独創的な考え方や創造的な生き方を通じて社会を変革した人はいない。 尊徳の生き様や思想を学ぶことは、混迷を続ける世相のなか、私たちが日常の家庭や職場、地域社会で生きていくうえで、あるいは日本や国際社会にとっても、有益な指針を得ることになるはずである。 本書の構成は以下の8章から構成されている。 ①困苦のなかからつかんだ成功哲学の萌芽 ②「心」の荒廃を変えねば再建はならない ③各地に広がり受け継がれてゆく報徳仕法 ④報徳思想 二宮尊徳の成功哲学の神髄 ⑤実践で培い、発揮した七つの力 ⑥思想の系譜 尊徳の思想はいかに継承されたか ⑦尊徳を師と仰いだ日本資本主義の立役者たち ⑧現代に受け継がれ、世界に広がる報徳思想 日本人が昔から大切にすべき倫理感や道徳の本質を濃縮した日本人の魂について尊徳は人に伝え、そして実践している。現場主義を大切にし、大きなことを成し遂げるために、地道に目の前の今にもしっかりと注目し、現場に即した実践を長い視点、広い視点から先頭に立ち行動している。 現代のような不安定な世の中だからこそ、大切にすべき大和魂のような忘れてはいけない思いが詰まっている。 その中においても2章に紹介されている「心」の荒廃を変えねば再建はならないについては「努力→成功→幸せ」と言った古い考えではなく「幸せ→努力→成功」といった科学的な根拠で成り立つ考えが取り入れてあったり、どこか今注目されている「purposeマネジメント」の要素を感じたりもする。 古いようで新しい、時代が変わってもマネジメントの本質は変わっていないことを立証されている。 「遠くをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す」 座右の銘のひとつとして胸に刻み込み行動していきたい。

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2021/11/14

2021.11.13 読了 二宮尊徳の生涯、ルーツ、思想、影響力をすんなりと理解できる良書だった。 彼が高尚な思想体系だけでなく、高度なファイナンス能力と人を巻き込む力を有していることを知れたのが一番の収穫だったと思う。現代におけるPEファンドのLBOファイナンス、事業再生のスペ...

2021.11.13 読了 二宮尊徳の生涯、ルーツ、思想、影響力をすんなりと理解できる良書だった。 彼が高尚な思想体系だけでなく、高度なファイナンス能力と人を巻き込む力を有していることを知れたのが一番の収穫だったと思う。現代におけるPEファンドのLBOファイナンス、事業再生のスペシャリスト経営者に通じるものがあると強く感じた。 この根本はやはり、彼の本質的な人間力と数理能力の高さが人々を突き動かしたのだろう。 今後は二宮尊徳についての更なる洞察を深めるべく、 ・四書五経の読破 ・報徳記 ・関連した人物の研究 をしてゆきたい。

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2021/04/03

二宮尊徳といえば、名前だけはよく知られている人物ながら、「銅像の人」「勤勉・苦学の人」くらいのイメージしかなかった。 報徳思想が多くの人に影響を与えたり、財政再建で実績を残したりといった部分は確かに凄い。しかし、個人的に感銘を受けたのは、実務家として民衆を動かす手腕に優れていた...

二宮尊徳といえば、名前だけはよく知られている人物ながら、「銅像の人」「勤勉・苦学の人」くらいのイメージしかなかった。 報徳思想が多くの人に影響を与えたり、財政再建で実績を残したりといった部分は確かに凄い。しかし、個人的に感銘を受けたのは、実務家として民衆を動かす手腕に優れていた点だ。 人々を動かすには、人的魅力(か恐怖)に頼るケースも多いが、尊徳の場合は人望に加えて、やる気を引き出す技術に優れていたようだ。いま風にいう「ナッジ」の要素も入っていたりして。 「経済を伴わない道徳は戯言であり、道徳を伴わない経済は罪悪である」という「道徳経済一元論」は今でも通用するというか、今こそ大事にしたい考え方だ。 「立派な墓なんて残すんじゃない」みたいなことを遺言として残したのに、あちこちに墓ができたり、日本中に銅像ができたのは本人にも想定外だったのかも。私にとっての想定外は著者だったけど 笑。

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