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日蓮 その生涯と思想 講談社現代新書135
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日蓮 その生涯と思想 講談社現代新書135

久保田正文(著者)

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日蓮 その生涯と思想 講談社現代新書135

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1985/02/01
JAN 9784061155350

日蓮 その生涯と思想

¥220

商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2020/04/27

タイトルが示すとおり、日蓮の生涯と思想についてコンパクトに解説している入門書です。 日蓮の生涯の解説につづいて、『立正安国論』をはじめとする日蓮の著書についての簡潔な説明があり、さらに日蓮の思想そのものに踏み込んでいきます。また、日蓮の思想が宮沢賢治に大きな影響をあたえたことに...

タイトルが示すとおり、日蓮の生涯と思想についてコンパクトに解説している入門書です。 日蓮の生涯の解説につづいて、『立正安国論』をはじめとする日蓮の著書についての簡潔な説明があり、さらに日蓮の思想そのものに踏み込んでいきます。また、日蓮の思想が宮沢賢治に大きな影響をあたえたことについても触れられ、現代的な観点から日蓮の思想を見なおすことの重要性が語られています。 古い本ではあるものの、入門書らしい構成になっており、日蓮について基本的なことを知りたいという読者にとっては有益な手引きとなるのではないかと思います。 本書の「はじめに」で著者は、迹化他方来の菩薩と本化地涌の菩薩にかんする日蓮の考えを紹介し、「前者は、仏教を観念的に把えようとしているのに対し、後者は、仏教を実践的に把えようとしている人間類型である」と述べています。また最終章では、「日蓮の思想は、だから人間中心の思想であるといえる」と述べられています。ただ、これらの「実践的」「人間中心」といったことばの中身についての具体的な説明は欠如しており、著者が日蓮の思想をどのように解釈史評価しているのかということは、本書の叙述からは十分に見えてきません。入門書なので立ち入った説明は差し控えたということなのかもしれませんが、もやもやした気分にさせられてしまいます。

Posted by ブクログ

2010/07/03

20年ほど前に「文明論」授業の参考に購入した本。iPad用に自炊したのを機に再読。 宗教の話をそれに携わる人から聞く場合によくあるように、肝心なポイントでの客観性欠如に苛立ったりすることの多い本。

Posted by ブクログ