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ポルトガル 震災と独裁、そして近代へ
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ポルトガル 震災と独裁、そして近代へ

市之瀬敦(著者)

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ポルトガル 震災と独裁、そして近代へ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 現代書館
発売年月日 2016/04/07
JAN 9784768457818

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2017/01/09

「ポルトガル」というと、大航海時代というイメージがほとんどで、近現代史については、ほとんど知らない。 そのことについて、ポンバル侯爵とサラザールという二人の人物を中心に、近代〜現代までの波瀾万丈のポルトガルの歩みを、わかりやすく丁寧に説明している。 また、本書の後半では、「カ...

「ポルトガル」というと、大航海時代というイメージがほとんどで、近現代史については、ほとんど知らない。 そのことについて、ポンバル侯爵とサラザールという二人の人物を中心に、近代〜現代までの波瀾万丈のポルトガルの歩みを、わかりやすく丁寧に説明している。 また、本書の後半では、「カーネーション革命」の立役者の一人マリオ・ソアレス、ポルトガル領ギニア(現・ギニアビサウ共和国)の独立運動指導者アミルカル・カブラル、首相在任中に謎の事故死を遂げたフランシスコ・サ・カルネイロなど、ポルトガルの現代史における重要な人物についても説明されており、とても勉強になり、参考になった。 内容は、やや固い(?)かもしれないが、筆者がたびたびする「脱線」がまたおもしろく、それが「脱線」に留まらず、本題に戻っていたり、あるいは、「ちなみに〜」の後に「余談だが」が続くのも、ご愛敬。 とても有意義な一冊となった。

Posted by ブクログ

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