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安達ヶ原の鬼密室 祥伝社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2016/04/13 |
JAN | 9784396341985 |
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安達ヶ原の鬼密室
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安達ヶ原の鬼密室
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
小学生が落とし物をしちゃう話、日本の高校をドロップアウトしてアメリカの高校に通う女性が遭遇した死体の話、戦時中、疎開先を逃げ出した少年を待ち受ける怪事件……、 三つの作品がすこし特異な構成で並ぶ不思議な読み心地のミステリです。作中の「安達ヶ原の鬼密室」の解決の大仕掛けっぷりに...
小学生が落とし物をしちゃう話、日本の高校をドロップアウトしてアメリカの高校に通う女性が遭遇した死体の話、戦時中、疎開先を逃げ出した少年を待ち受ける怪事件……、 三つの作品がすこし特異な構成で並ぶ不思議な読み心地のミステリです。作中の「安達ヶ原の鬼密室」の解決の大仕掛けっぷりに、思わず、おおー、っとなってしまいました。そして三つの別個の無関係な物語が綴られる理由は――。ぜひ読んでみてください。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編、中編、長編の三作を納めた作品集だが、作品の配置が凝っていて、短編と中編は所謂解答編が別になっている。妙なことをしてると思ったが、実はこの三作、メイントリックが(大雑把に言えば)共通しているのだ。だから普通に並べると、前に置かれた作品が、後置された作のヒントになって、興ざめも甚だしいことになる。トリック縛りの個人アンソロジーみたいなもんだろうか。面白い。ただ、トリックそのものがそんなにユニークなものじゃないのが残念。
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何とも不思議な構成の本(^ ^; 読んでない人にはさっぱり何のこっちゃ 分からないと思いますが...(^ ^; まず最初は、子ども向けの絵本(^ ^; その後、アメリカ留学中の女子高生が主人公の 「シリアルキラーの話」(^ ^; ここまで読んで、「どこが安達ヶ原やねん」と、...
何とも不思議な構成の本(^ ^; 読んでない人にはさっぱり何のこっちゃ 分からないと思いますが...(^ ^; まず最初は、子ども向けの絵本(^ ^; その後、アメリカ留学中の女子高生が主人公の 「シリアルキラーの話」(^ ^; ここまで読んで、「どこが安達ヶ原やねん」と、 頭の上には6つくらいの「?」が(^ ^; その後、戦時中の洋館で起きる 不可解な連続殺人事件の話になって、 次に時代が現代となり、某私立探偵の助手の目線で 謎解きをしていく...という流れになって(^ ^; 最後まで読むと、なるほどそういう意図だったのかと、 構成の謎が解けるのですが...(^ ^; 「トリックの解明」もかなりウルトラCだし、 何とも「実験的な」小説という印象。 いやむしろ「歌野氏らしい」とも言えるのか!?(^ ^; なんとも言えない不思議な読後感でした(^ ^;
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