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神様が殺してくれる 幻冬舎文庫
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神様が殺してくれる 幻冬舎文庫

森博嗣(著者)

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神様が殺してくれる 幻冬舎文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2016/04/12
JAN 9784344424708

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神様が殺してくれる

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商品レビュー

3.6

39件のお客様レビュー

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2025/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリは疲れるのであまり読まない。でも図書館で見かけたときにタイトルと表紙にギョッとして借りることにした。 語り手が主人公のミステリは信用してないし、犯人を当てようと思って読むこともあまりしないのだけど、これはなかなかずるい。分からないままのことが多い。でもなぜか満たされている。 リオンの言葉の意味や主人公が本当はどう思っているのか、自分の想像でしかないけど、それが合っているのか知りたい。 ↓妄想込みの大ネタバレ。 序盤からずっと萩尾望都さんの「残酷な神が支配する」をイメージして読み進めてしまったので、こんな想像を膨らませてしまう。 リオンはずっと伯父から性的虐待を受けていたのではないか。 大学へ入って主人公と過ごした半年間は虐待から逃れられた素晴らしい日々。 主人公が自分に惹かれていることを感じるが、なぜか伯父のように自分を苦しめたりはしない。 そんな主人公のことをリオンは無償の愛を注いでくれる神のように思ったのではないか。 その後、伯父に再び虐待を受けたとき、リオンから主人公への手紙の返信を盗んだ犯人が現れ、殺してくれたのではないか。 リオンは神様が殺してくれたと感じたのではないか。 そしてリオンは自分にできるお礼として体を差し出したのではないか。 警察から逃げ出したリオンだけども、生き抜くには自分の美しさと体を使うしかなかったのではないか。 その度に現れる神様がだんだん恐ろしくなっただろう。 犯人は、最初は本当に嫉妬からリオンに近づき、たまたまあまりの酷い虐待を目撃して殺したのかもしれない。でも殺人を繰り返したのは、リオンを再び抱きたい欲望を抑えきれなかったためではないか。 仕事と偽りどこまでもリオンを追いかけ続ける主人公も欲望を我慢し続けただけで、リオンを自分のものにしたいという根っこの気持ちは同じなのでは? 主人公は本当に最後まで犯人に気づいてなかったのか? 犯人がリオンに纏わる全ての人を殺し、犯人自身もなくなったおかげで、本当にこれからリオンを自分一人のものにできるのだから。 なんて、思ったり。 そう思うと、書くところと書かないところが絶妙だったのかも。

Posted by ブクログ

2024/12/12

読み終わって話の全容が分かった時に、各登場人物の立場でその時々の気持ちを想像して、心がキュッてなりました。

Posted by ブクログ

2024/09/29

ただひとりの恐ろしい美貌を持った青年と、それゆえに狂気に転じていくミステリーに惹き込まれ、一気に読んでしまった。受け入れられないようなラストにまた驚き。自分の内側の感情がひどく掻き乱される一作。

Posted by ブクログ