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クール 脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか
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クール 脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか

スティーヴン・クウォーツ(著者), アネット・アスプ(著者), 渡会圭子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2016/04/07
JAN 9784532356910

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商品レビュー

3.2

5件のお客様レビュー

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2020/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1.大量消費、大量生産の時代が終わり、モノが飽和する時代に突入し、機能や外観を意識するようになりました。そこで、モノを買うときにはどのような感情が働いているのかを考えてみようと思い購入しました。 2.現代の人間には社会的欲求、価値観、モチベーションの3つの感情が備わっています。これを満たすことで快楽を得ます。そのための手段として人は消費をします。 消費をすることで見られたい自分像を相手に示したいという欲求、かっこいいものを手にしたいという欲求が働きます。 つまり、人はモノを買うために他人みられるという感情が働きます。自分自身の評価のためという思いが強く働きます。そのためのメカニズムを述べている1冊です。 3.なぜかっこいいを買ってしまうのか、自分の答えとしては、「自己承認欲求を満たすこと」だと思います。このブランドを身に着けることで見られている自分、これを使っていることで評価されている自分をみられたいということだと思っています。本書の言葉を借りれば「行動のシグナル」です。もう1回マズローの欲求段階説から復習しなおした方がいいかな?と思いました。

Posted by ブクログ

2018/07/16

大学教授と政治学者の著者の2人がクールなものを求めて消費する行動について何を基準に行なっているのかということをアメリカの現在までの歴史などから紐解いていく一冊。 なぜ人はクールやかっこいいという概念で消費を行うのかということを経済学の論点や数々の実験など様々な観点から解説されて...

大学教授と政治学者の著者の2人がクールなものを求めて消費する行動について何を基準に行なっているのかということをアメリカの現在までの歴史などから紐解いていく一冊。 なぜ人はクールやかっこいいという概念で消費を行うのかということを経済学の論点や数々の実験など様々な観点から解説されていました。 また、動物の行動や一夫多妻制など変わった視点からも解説されていました。 そのなかでも本書の論点となる反逆者のクールとドットコムクールの対比は面白いと感じた。 あと、Facebookなど集団以外の者が使用した時クールではなくなるといった指摘は面白いと感じました。 ただ1つ1つの話題は面白いものもあるのですが、非常に分散して書かれているので読んでいてつながりを意識できずまとまりのないものになっているのは残念でした。 反逆者のクールからドットコムクールへと変化していくなかでジェンダーや外見的な特徴など尖ったものから柔軟なものへと変化していることが本書で学ぶことができました。 最後に著者が述べられているように利他的で環境に配慮した行動が次のクールな消費として取り上げられればと感じました。

Posted by ブクログ

2017/07/02

レビューはブログにて http://ameblo.jp/w92-3/entry-12288667591.html

Posted by ブクログ

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