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7つの名前を持つ少女 ある脱北者の物語
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 大和書房 |
| 発売年月日 | 2016/03/20 |
| JAN | 9784479570172 |
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7つの名前を持つ少女
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商品レビュー
4.5
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
実話とは思えないほど、迫力があった。彼女は運が良い面もあるけど、どんな逆境をもものともしない力強さがある。はらはらどきどきしながら読み進めた。ラオスは個人的に好きな国だったけど、こんなに腐ってるとは思わなかったし、知りたくない部分もあった。また人道支援という観点ではなく、ただ私利私欲のためだけに動くブローカーがいる反面、ディックのように見返りを求めず見ず知らずの人に奉仕できる心の綺麗な人もいる。自分がどうありたいのか、思えた場面もあった。まあ私自身学業や仕事について悩めるのも贅沢なことだと感じたし、この本を読んだ後だとどんなことでもなんてことないと思えた。
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映画「ビヨンド•ユートピア」を観て以来、気になっていた数冊の一つ。 読んでいて、映画以上にリアルかつハラハラさせられた。北朝鮮から一人、しかも十代で中国に渡り、親族から強制的に結婚させられそうになったり、せっかく出来た友人から密告されたり、その度に、一人で果敢に判断、行動していくヒョンソさんに驚かされた。彼女の北朝鮮考察で印象に残ったのが、「どうして北朝鮮で均一族の支配が60年近くも続いたのかわからない」という人に対して、残虐な指導者と、しいたげられる国民の間に、明確な境界線はないのだと思う。金一族は、上から下までの国民全員をこの非人間的な体制に荷担させている。支配者、被支配者の境目も、善悪の境目も曖昧になっていて、いったい誰が悪いのか、誰を責めればいいのか、まったくわからない。最上位の指導者から脅されている党の幹部たちは、その部下たちを同じように脅す。そして、彼らがさらに下の者たちを脅す、という恐怖の連載中ができあがっている。服従しない者、または服従しない物を言う見つけて黙っていた者には恐ろしい罰を与える、という脅しにより、だれもが友人を売る密告者と化す。(略)ごく普通の人がいつでも迫害者に変わり得る。中国から韓国へ渡る途中、タイの刑務所での出来事も含め、いかに脱北が命がけかを物語るエピソードだった。 また、韓国へ行ってから韓国女性について、「幸せになるのが難しいところ」と高札している点も深く感じた。 「ビヨンド•ユートピア」にも唐書したキム牧師とも接触している。しかし、ブローカーを介することのリスクについてヒョンソさんは冷静に見つめている。母と弟の脱北にあたっては彼女の行動力、判断力によるところが最後には効いたと思う。ラオスで刑務所に入った弟と母を救う際に、オーストラリア人のディックが体金を迷わず彼女に差し出し、自分のコミュニティに彼女を紹介したことから彼女が徐々に周囲に、本当の医見で心を開いて行くところもよかった。さらに「人権」について思い至る過程もよかった。脱北して終わりではなく、人として、一人の女性として活躍しているところがよかった。
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生きる為に7つの名前を持っていた女性の話です。これはフィクションではなく本当に起こっている話です。世界にはこのような壮絶な人生を送っている人がいる事も想像できていなかった私は、とても恵まれていると思いました。パクヨンミさんの本も読みましたが、脱北の方法や韓国への入り方も異なります...
生きる為に7つの名前を持っていた女性の話です。これはフィクションではなく本当に起こっている話です。世界にはこのような壮絶な人生を送っている人がいる事も想像できていなかった私は、とても恵まれていると思いました。パクヨンミさんの本も読みましたが、脱北の方法や韓国への入り方も異なります。ですが想像し難い思いをしているのは同じです。それでも前向きで読んでいて自分自身を見つめ直しました。彼女達にとっての祖国で大切な場所なので、無くして欲しくないですが、これ以上同じ思いをする人は増やしてはいけないと改めて思いました。
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