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真実の檻
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/03/26 |
JAN | 9784041038215 |
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真実の檻
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商品レビュー
3.5
25件のお客様レビュー
母の遺品を整理していて知った真実。自分の本当の父親は収監されている死刑囚だった。実父の無実を信じ奔走する洋平。冤罪問題という重い内容なんだけど、洋平の行動や思慮の浅さゆえに苛立ちが募る。途中から真犯人も想像つくのだけど、なんとも辛い。洋平には最初から首を突っ込むなといいたい。洋平...
母の遺品を整理していて知った真実。自分の本当の父親は収監されている死刑囚だった。実父の無実を信じ奔走する洋平。冤罪問題という重い内容なんだけど、洋平の行動や思慮の浅さゆえに苛立ちが募る。途中から真犯人も想像つくのだけど、なんとも辛い。洋平には最初から首を突っ込むなといいたい。洋平に感情移入できなかった。「生みの親より育ての親」はたまた「血は水よりも濃い」なのか。
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とりあえず先が気になる話だった。 主人公は母親の遺品から、自分の本当の父親が死刑囚だと知ることになる。 プロローグで殺害現場で事件の証拠を捏造する衝撃的な始まり…鑑識、刑事のいる中での事なので、現場に入ることのできる者の捏造だと最初にわかる。 大学生の主人公がちょっと頼りな...
とりあえず先が気になる話だった。 主人公は母親の遺品から、自分の本当の父親が死刑囚だと知ることになる。 プロローグで殺害現場で事件の証拠を捏造する衝撃的な始まり…鑑識、刑事のいる中での事なので、現場に入ることのできる者の捏造だと最初にわかる。 大学生の主人公がちょっと頼りないのですが、事件を調べるうちに冤罪なのでは?警察に嵌められたのでは?死刑を受け入れている父親は何を隠しているのか? 色々と上手くいきすぎの感はあります… スムーズに運びすぎる… そして真実にもう少し重みが欲しかった! しかし警察、検事、裁判官への凄まじい批判が作品中出てきて驚いたわ。 ここまで凄いのは初めてかも笑 私的にはエピローグはいらないかなぁ_φ(・_・
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自分が読んだ下村氏の小説3本目。3冊を読んで、下村氏の小説には下記2点の特徴があることがわかった。 ・主に主人公の視点で話が進む。内面の葛藤が丁寧に描写されている。あーでもない、こーでもない、と考え、同じところで思考を繰り返したり、一歩踏み出せなかったり。 トントン拍子で進まない...
自分が読んだ下村氏の小説3本目。3冊を読んで、下村氏の小説には下記2点の特徴があることがわかった。 ・主に主人公の視点で話が進む。内面の葛藤が丁寧に描写されている。あーでもない、こーでもない、と考え、同じところで思考を繰り返したり、一歩踏み出せなかったり。 トントン拍子で進まないので、人によってはくどいと感じるかもしれない。 ・現実の問題を丁寧に調べて描写しているので、勉強になる(参考文献の多さにその事実がよく表れている)。今回は、冤罪が生まれるまで、裁判官のひとりあたり裁判の抱える件数の多さ、警察の調書の作文、代用監獄、有罪率99%、という社会問題を浮き彫りにしている。 自分はぐるぐると考える思考の描写は好きだし共感できる。また勉強も好きなので、下村氏の話はかなり好き。 ただ、評価はわかれるかもしれない。
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