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言葉屋(2) ことのは薬箱のつくり方
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日学生新聞社 |
| 発売年月日 | 2016/03/25 |
| JAN | 9784907150808 |

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商品レビュー
4.6
11件のお客様レビュー
「新聞紙タイムマシン」 修行はうまくいかないけど。 楽しいや面白いだけでやっていけるならいいが、傷つけるものも混じる事もあると知っていなければな。 「言珠わんわん」 見つけたのはボロボロの犬。 同じ言語を持っていないけれど、時間をかければ互いに思っていることが理解できる日がくる...
「新聞紙タイムマシン」 修行はうまくいかないけど。 楽しいや面白いだけでやっていけるならいいが、傷つけるものも混じる事もあると知っていなければな。 「言珠わんわん」 見つけたのはボロボロの犬。 同じ言語を持っていないけれど、時間をかければ互いに思っていることが理解できる日がくるのかもな。 「「大人の悪口」病」 少し目を離した間に起きた。 一人一人の言葉を単体で聞くなら大丈夫かもしれないが、連続して聞いたからこそ毒に侵されたのだろ。 「心痛オノマトペ」 ストレスの原因は不明だが。 心が関係しているのならば何かしら生活の中で苦しいことがあるのだろうが、簡単には分からないだろ。 「刻み言葉と煮こみ言葉」 伝えるべき文が見つからず。 将来にやりたいことは決まっているとしても、それに名前をつけることができなければ難しいだろうな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1、言葉屋の修行を始めた詠子は小学6年生になろうとしている。 春休みの間も一生懸命、言珠を作る練習をするが、なかなかおばあちゃんからの合格をもらえないでいる。ある日、おばあちゃんが窓拭きに使う新聞紙から、更なる言葉屋の仕事と責務を知ることになる。 ⭐︎新聞のこと 2、始業式の帰り、詠子としぃちゃん、須崎くんと桐谷くんの4人で下校していると、桐谷くんが河原に転がっている石ころみたいな色の、のそのそ動く何かを発見した。それは天パのわんこだった。 ⭐︎動物を飼うということ 3、しぃちゃん目線。 詠子が学校を休んだ。お見舞いに行ったしぃちゃんは、詠子のおばあちゃんと話すこととなる。詠子は風邪で寝込んでいるから二人っきり。おばあちゃんは、詠子の風邪は『大人の悪口』が原因だと言う。 4、突き指をした詠子は保健室へ向かった。扉の前で、先客がいて神妙な雰囲気で保健室の先生と話す会話が少し聞こえて、ノックするのを躊躇った。 その時は誰だったか分からなかったが、後から声の主が詠子のところへやってきた。それは、5年生の時同じクラスだった佐伯さんだった。 ⭐︎オノマトペのこと 5、卒業文集に載せる作文を書かなくてはいけない。テーマは「将来の夢」。作文が得意なはずの詠子はため息をつく。将来の夢は言葉屋だと、堂々と書くわけにはいかないからだ。 言葉を大切に扱ったお話に、読むとじんわり、あたたかい気持ちになれる、そんな一冊でした。 朝日新聞連載のお話なんですね。一話の中でテーマとなっていること(新聞、動物の飼育、オノマトペなど)を丁寧に教えてくれているので、子どもが置いてけぼりにならず、理解した上でお話を読める、それも無理なく読める構成になっていると感じました。 3、のお話は身につまされるお話でした。子どもは大人の言葉や会話を聞いていないようでちゃんと聞いているし、そこに含まれる悪意にも敏感に反応するけれど、それをまだ言葉にすることができないで身体に表れることがある。4、のお話にも通ずることで、4ではオノマトペに繋げていて、なるほどなぁと感嘆しました。 4、のお話に出る佐伯さんが、詠子との電話の最後に掛ける言葉に涙が出てしまいました。あの一言が、佐伯さんという人を物語っているなと感じて。 誰に何を言わせるか、緻密に創り上げられていると感じた箇所です。 言葉を紡ぐことの喜びと危険性、何を言うべきで言わないべきか、人と人との距離感や関係性を丁寧に描いてくれているこのシリーズのお話を、今の子どもたちが手に取り読むことができるということに、感動すら覚えています。
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