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特命捜査 彷徨う警官 2 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/03/25 |
JAN | 9784041029343 |
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特命捜査
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
彷徨う警官シリーズ、2作目。 1作目を読んだのが随分前だったので、内容をほとんど覚えていなかったのですが、登場人物、事件背景など複雑ながら分かり易く描かれていて、非常に読みやすく、面白い警察小説になっていたのは印象に残っています。続編となる今作も同じ。コールドケースとなっていた...
彷徨う警官シリーズ、2作目。 1作目を読んだのが随分前だったので、内容をほとんど覚えていなかったのですが、登場人物、事件背景など複雑ながら分かり易く描かれていて、非常に読みやすく、面白い警察小説になっていたのは印象に残っています。続編となる今作も同じ。コールドケースとなっていた女子大生放火殺人事件を、北郷率いる特命班が如何に掘り起こしていくか、北郷の冴えた刑事勘と筋道立った捜査がバランス良く、非常に分かり易かった。特命班のメンバーのそれぞれの得意分野が生かされているのも良し。 ただ、「ゴンゾウ」呼ばわりされていた面々を集めてきたという割に、皆、捜査員として普通に優秀でどこがゴンゾウなのか、、、と。チームをまとめ上げる北郷の手腕は特に必要なかったような、、、。皆にもう少しクセがあったらもっと面白かったかな。人物背景に東日本大震災というタイムリーなものを持ってくるのは、個人的にあまり好みではないけれども、今作は上手くフィットしていて良かったと思う。 ただ、最後にして北郷が法を逸脱する奥の手を使うのがね、、、。前作もそうだけど、それまでがちゃんと合法的に筋道だった捜査をしていただけに、終盤でそれをひっくり返すのは勿体ないなと感じました。
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コールドケースを解決する物語。ゴンゾウを集めたという設定の割には、登場人物に強烈な個性は感じられず。迷宮入りした原因、解決に至る過程もあっさりという感じ。
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個人的にはこの手の小説が好きなので、ものすごく面白かった。 500ページ少しとボリュームはあるが、この物語のメインとなる捜査捜査対策室7係のキャラクターが、何とも魅力的である。能力や実績はあるのに仕事をしない刑事(刑事用語では、ゴンゾウと呼ばれているらしい。)が寄せ集められて、...
個人的にはこの手の小説が好きなので、ものすごく面白かった。 500ページ少しとボリュームはあるが、この物語のメインとなる捜査捜査対策室7係のキャラクターが、何とも魅力的である。能力や実績はあるのに仕事をしない刑事(刑事用語では、ゴンゾウと呼ばれているらしい。)が寄せ集められて、最初はバラバラだったチームが次第にまとまっていく様子、それぞれの得意分野を生かした捜査、そして各キャラクターのバックグラウンドまで丁寧に描かれていて、非常に読み応えがあった。 途中からこの班に加わった2人の女性刑事も大活躍し、物語に良い意味でアクセントを加えている。 ただ、これを読んでいる最中に熊本を中心とする大規模な地震が発生してしまい、3.11の直後という設定な本書と重なり合ってしまったのが辛く、P240前後で思わず涙してしまいしばらく先が読めなかった。 とダラダラと書き連ねてしまったが、佐々木譲氏"地層捜査"、"代官山コールドケース"が好きな人には、おすすめです!
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