ようするに、怪異ではない。 お祭り百鬼夜行 角川文庫

皆藤黒助(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2016/03/25
• JAN: 9784041039908

商品レビュー

2025/07/10

「水虎の悪戯」
消えたはずの蟹は。
何を買って展示していたのか明確に示されてしれば、こんな騒動になることもなく平和だっただろ。

「覚の道化師」
連勝記録は伸びる。
あまりにも堂々としているからこそ、不自然な行動には目がいかず誰も気付けなかったのだろうな。

「野槌の神隠し」
命をかけて探しに。
部員の誰もが知らないということは、知らぬ間に謎を解明されたということは侵入者がいたのでは。

「狸囃子のロック」
扉を開けると黙る。
最後の仕掛けにしては単純過ぎるうえ分かりやすいものではあるが、それも何か一つの狙いなのか。

「十一匹目の鵺」
善人が悪に染まる。
気付いてほしくない答えを見つけてしまったからこそ、自分一人で全てを背負おうとしたのだろう。

2025/05/04

文化祭を舞台に4つの謎が散りばめられ、その謎を解いていくと最後に昨年の謎も解けていく流れが面白かったです。
ただ、10人の罪がお咎めなしなのが少しもやっとします( ･᷄-･᷅ )

2019/01/13

スマホ触ったら爆発するって冗談めかして言うほど、ギミック嫌いっぽいのに、Bluetoothは知ってるのは、不自然。
また、夏ノ瀬流がひどい。これで完全にギャグになってしまった。