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ガフールの勇者たち(13) 風の谷の向こうの王国
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ガフールの勇者たち(13) 風の谷の向こうの王国

キャスリン・ラスキー(著者), 食野雅子(訳者)

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ガフールの勇者たち(13) 風の谷の向こうの王国

定価 ¥880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2011/06/30
JAN 9784040680965

ガフールの勇者たち(13)

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2021/05/08

<とある時代のとある場所で、フクロウたちが、高度な文化をはぐくんでいた> ガフールの神木の王コーリンと、各種の技能に長けた”特別チーム”である8羽のフクロウたちのもとに知らされたのは、「この世の果てだと思われていた海の向こうに別の世界があり、まったく別の生活をしているフクロウたち...

<とある時代のとある場所で、フクロウたちが、高度な文化をはぐくんでいた> ガフールの神木の王コーリンと、各種の技能に長けた”特別チーム”である8羽のフクロウたちのもとに知らされたのは、「この世の果てだと思われていた海の向こうに別の世界があり、まったく別の生活をしているフクロウたちがいる」ということだった。 コーリンたちは、海の上の特別な乱気流に乗ってその<中の国>に向かうことにする。 その頃ソーレンの末娘のベルは、乱気流に巻き込まれて遠い地に飛ばされていた。ベルを助けたのは長い羽を持ち飛ぶのが下手な青いフクロウの通称ストリーガだった。このストリーガこそが<中の国>から逃げ出してきたフクロウだったのだ。ストリーガたち青フクロウは、本当は悪の魔術を使える黒フクロウなのだが、数百年前の僧侶により、華美で虚栄に彩られた生活を送ることによりその魔術を封じられていた。 ストリーガは、そんな見栄えだけ飾るが鳥なのに飛ぶこともできずに生きる意味もない日々が嫌になり、自分で自分を律する善のフクロウになろうと思って脱走したのだった。 しかしベルとストリーガは、最近また勢力を拡大してきた純血団に誘拐されてしまう。 そして<中の国>の存在を知った棟梁のナイラは、部下たちを連れて乱気流に乗って<中の国>を目指すのだった。 コーリンやソーレンたちは荒れる気流にのりなんとか<中の国>にたどり着いていた。 そこのフクロウたちは奇妙な暮らしをしていた。 宮殿に住む青フクロウたちは虚栄と華美な生活のため飛ぶことさえできない。 風を調べるフクロウ、僧侶フクロウ、そして気功を使って戦うフクロウたち。 彼らは500年も生きて、コーリンたちが読んだ伝説の書に登場したフクロウたちとの繋がりがあった。 コーリンやソーレンたちは、この贅沢な暮らしをしている青フクロウこそが、悪の魔術を使う黒フクロウなのではないかと疑う。 そしてそんな<中の国>に、ナイラたち純血団も降り立とうとしていたのだった。 === この小説では、魔術や催眠術はよく出てきましたが、ついに500年生きる種族のフクロウまで出てきた! この別の国のフクロウたちは、武器を捨てた代わりに戦わない代わりに呼吸法による気功で相手を倒す術なんてのも。 しかしこの海の向こうの秘密の国の存在は何百年間も隠されていたのに、一度コーリンたちがたどり着いたら他のフクロウたちも別ルートから次々降り立ち…、あれ、案外簡単に行けるじゃないか。^^; 

Posted by ブクログ

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