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幽霊はここにいる・どれい狩り 新潮文庫
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幽霊はここにいる・どれい狩り 新潮文庫

安部公房(著者)

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幽霊はここにいる・どれい狩り 新潮文庫

定価 ¥607

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1971/07/05
JAN 9784101121062

幽霊はここにいる・どれい狩り

¥550

商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2024/12/17

絶版。戯曲3篇収録。 幽霊はここにいるは面白かった。 制服、どれい狩りは何か足りない感じがする。 どれい狩りの娘がウエーに染まるのもよく分からず。ただ、安部公房は小説よりも戯曲のほうが圧倒的にわかりやすい。

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2024/05/02

ずいぶん前に買ったもの。6年ほど前に買っているらしい。当時も絶版で価格が高騰していてずいぶんと探した。3編の戯曲集。個人的には「どれい狩り」が好みだった。『ウエー』もずいぶん前に買っているのでこちらも読もうと思う。絶版なのだけど、今日の事情を鑑みると不適切な表現もあるので再販はし...

ずいぶん前に買ったもの。6年ほど前に買っているらしい。当時も絶版で価格が高騰していてずいぶんと探した。3編の戯曲集。個人的には「どれい狩り」が好みだった。『ウエー』もずいぶん前に買っているのでこちらも読もうと思う。絶版なのだけど、今日の事情を鑑みると不適切な表現もあるので再販はしないんだろうなぁとも思う。

Posted by ブクログ

2020/01/16

安部公房 「幽霊はここにいる どれい狩り」戯曲3編。小説と比べると、シュールや奇抜な設定は 抑え目。表題2作は 滑稽な人物設定、言葉遊びのセリフが目立つ。 「どれい狩り」は ドリフのコントみたい(子供が好きそう) 「幽霊はここにいる」は ミュージカル風。 幽霊を有形化、...

安部公房 「幽霊はここにいる どれい狩り」戯曲3編。小説と比べると、シュールや奇抜な設定は 抑え目。表題2作は 滑稽な人物設定、言葉遊びのセリフが目立つ。 「どれい狩り」は ドリフのコントみたい(子供が好きそう) 「幽霊はここにいる」は ミュージカル風。 幽霊を有形化、人間化、商品化することにより、畏れを お金に変える展開。資本主義に対する皮肉? 誰かが 金を払うから モノに値打ちが生ずる〜幽霊に 人間のような 自尊心や姓名を与えたり、幽霊の保険や服など 商品化することにより、誰かがお金を払うなら、幽霊にも価値があるという論調 「制服」誤った権威が横行する 戦争占領下の朝鮮 を舞台とする人間の狂気の物語。制服は 権威の象徴。重いテーマだが 善悪がはっきりしていて 人物像や物語は 単純。舞台で見るには わかりやすいと思う 「制服」 *停年した巡査が退職金で 日本に戻り 妻と安泰な生活を過ごそうとしたのに 妻に殺される不条理 *巡査の制服による権威を 自分自身に備わったものと信じていたが 停年して権威を失った男の滑稽さ *狂気の世界「腹が減りすぎた犬に食えねえ肉の塊を見せりゃ 気が狂うのは 当たり前」 「幽霊はここにいる」 *幽霊の自尊心〜生きている人間らしくしたい *幽霊後援会や幽霊会館の設立、幽霊保険、幽霊服

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