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拳の先
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2016/03/01 |
JAN | 9784163904160 |
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拳の先
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商品レビュー
3.7
39件のお客様レビュー
以前ボクシング雑誌の編集をしていた空也は、記事を書くために入会したボクシングジムで、知らず知らずにボクシングにのめり込んでいく。 そのボクシングジムで知り合った同い年のタイガー立花。立花は、日本チャンピオンになったが、その後はリンクでの、その拳の先にある得たいの知れない恐怖と闘っ...
以前ボクシング雑誌の編集をしていた空也は、記事を書くために入会したボクシングジムで、知らず知らずにボクシングにのめり込んでいく。 そのボクシングジムで知り合った同い年のタイガー立花。立花は、日本チャンピオンになったが、その後はリンクでの、その拳の先にある得たいの知れない恐怖と闘っていた。 空也は、いじめにあっているジムに通う少年ののんちゃん、若き作家の蒼介らと、関わり合いになりながら、その拳の先にある得たいの知れないものに対していく。
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角田光代さんが描いたボクシング本。 「空の拳」の続編と知らず、先に読んでしまったけれど、超長編にも関わらず、飽きずに読めました。 ボクシングは、シンプルに勝ち負けの世界なので、どれだけ強くなってもその先の進退もあるわけで、周囲からの期待も罵倒も背負わなければならない。 それに合わ...
角田光代さんが描いたボクシング本。 「空の拳」の続編と知らず、先に読んでしまったけれど、超長編にも関わらず、飽きずに読めました。 ボクシングは、シンプルに勝ち負けの世界なので、どれだけ強くなってもその先の進退もあるわけで、周囲からの期待も罵倒も背負わなければならない。 それに合わせて、ノンちゃんの成長ぶりもいい塩梅に差し込まれていて、角田光代さんらしさも出ていて良かった。 ボクシングについては、知識も興味も無い私だけど、試合の緊迫したムードは差し迫るものがありました。 文章でこれだけ再現するのって素晴らしい。
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長いが飽きずに読み切れる。 すでにボクシングをやめて記者として仕事をしている主人公はボクシング雑誌から他のジャンルに替わる。 しかしむしろ前作のような濃い関係より、第三者としての視点がまたボクシング関係者の思いをうまく浮き彫りにしている。 アジアの国で一人自分を磨くボクサー。でも...
長いが飽きずに読み切れる。 すでにボクシングをやめて記者として仕事をしている主人公はボクシング雑誌から他のジャンルに替わる。 しかしむしろ前作のような濃い関係より、第三者としての視点がまたボクシング関係者の思いをうまく浮き彫りにしている。 アジアの国で一人自分を磨くボクサー。でもものすごく努力をしても、全てがうまく行くわけでもない現実との葛藤。 スポーツマンとして淡々と受けて一つの人生の経験として流せていく潔さ。ここにいじめを受けている前向きな少年の姿が重なり…。
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