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ポスト・モダンの条件 知・社会・言語ゲーム 叢書 言語の政治1
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 水声社 |
| 発売年月日 | 1986/06/10 |
| JAN | 9784891761592 |
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ポスト・モダンの条件
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
科学的知と対立する「物語的知」 大きな物語の終焉… ポストモダンの古典ともいえる本著では、物語の終焉を分析するというよりは、ふわっとした概観的なことを話している印象。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ポストモダンという語について語る時にまず初めに名前に上がるであろう書籍がこの「ポストモダンの条件」である。本書は1979年にフランスにて刊行された。結論から言えば本書は、世界が多様化し今まで信じられてきた普遍的な価値の在り方とその全体による合意形成が既に実行力を失い、それに伴い高度に複雑化し変化した現代の哲学潮流の状況を整理し、近代(モダン)の後(ポスト)の時代として「ポストモダン」と定義づけた代表的な本であると言える。 本書における最も大きな問いは「知が正当性を持つ時は一体どういう時か?」というものであると言える。我々が一般に信じるような「普遍的な」考えとは一体どのようなもので、そこにおける「普遍性」はいかなるときも普遍であると言えるのか?とリオタールは問いかける。そしてそれに対し、いかなる知がその正当性を持つとき、そこには「物語」が必要であるということを論証する。つまり我々が当たり前に「普遍的」だと信じる物事の裏側には、それを正当化するための暗黙に了解されたひとつの物語、すなわち「大きな物語」が存在するのだと指摘する。 そしてその上でリオタールは、この情報化が進んだポストモダンという時代にはそうした社会全体での暗黙の了解は疑われ維持不可能なものであるとし、そのような一義的で絶対的な価値観の在り方に固執するモノロジー的な考え方ではなく、多様な価値観の並列をそのままの形として受け入れるべきであるとするパラロジーという思想を展開した。このパラロジーという思想は、一つとして20世紀ポストモダン思想の中心核となる「脱構築」という命題をうまく捉えているようにも見える。そのことからも、本書は20世紀ポストモダン思想の根幹をコンパクトに整理した入門書のような立ち位置として読まれることもまた期待できるだろう。
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ポストモダン論の古典。昔から、著名は知っていたが、「今更読まなくてもポストモダンは知っている」という気分だった。 つまり、ポストモダンは、「大きな物語」が終わって、あらゆる価値が等価になったので、よって記号としての差異を楽しもうみたいなことだろうと思っていた。 でも、一応、原...
ポストモダン論の古典。昔から、著名は知っていたが、「今更読まなくてもポストモダンは知っている」という気分だった。 つまり、ポストモダンは、「大きな物語」が終わって、あらゆる価値が等価になったので、よって記号としての差異を楽しもうみたいなことだろうと思っていた。 でも、一応、原典にも当たっておこうと思い、読んでみた。 「楽しもう」みたいなニュアンスは少ないが、大雑把に要約すると上に書いたようなことではある。 しかしながら、議論のフォーカスは、科学哲学や思想、そして教育といったところが中心で、ルーマンとハーバーマスを仮想の論敵としたわりとハードな感じ。文化的なことや社会心理的なソフトな話しは、少なめ。 そうか、最も根源的な「大きな物語」は、「自由」とか、「科学」とか、「正当化」する根拠とか、そういうとなんですね。では、それらへの信頼がなくなった後に何が残るのか、というと「自由」であるわけでもなく、「資本主義」だったり、「技術」であったりする。「大きな物語」後は、それらは、価値というより、実践的な知、効率性ということが基準になっていくという指摘。 ポストモダンという言葉でなんとなく感じるイメージとは違う世界。つまり、AIがどんどん進んで、何がなんだか分からなくなっているまさに現代の話しだな。 でも、それを真正面から批判しても、機能しないこともわかっていて、さてどうしたものかという感じ。 というわけで、読む前の漠然とした印象とは違って、ヘービーな本でした。やはりこういうのって、やはり実際に原典を読まないといけないですね。
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