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希望の海 仙河海叙景
定価 ¥1,980
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2016/03/01 |
JAN | 9784087716498 |
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希望の海 仙河海叙景
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
震災後の東北・港町を生きる善良な人々の群像劇。 家族を津波で喪った者が、それでも地元を心の拠り所にして再起していこうとする。 映画「マグノリア」を彷彿とさせるが、食い足りなさも残る。ラノベタッチの描写も飽きを生む。
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- ネタバレ
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震災の話をかわいそうとか悲劇だけではない描き方で心にずんと来ました。 これまで読んだ熊谷達也の小説の登場人物の2011年3月11日前後の日常が描かれた短編集で特に印象的だったのは「鮪立の海」の守一の最期だった。あれだけ精悍で男らしい守一の晩年の姿はちょっとイメージと違ったが、清子と幸せな一生を送っていたんだということがわかり嬉しくもありました。また切なかったのはほんの少し前までは、いじめにあった少年を励ました少女が亡くなってしまい、一人残された兄を心配するあまり幽霊となって傍らで居続ける話は短編集の中で最も哀しかった。 最後の編は「希」という名前の通り、希望に向かって走り出す女性の話だが人間って強くて愛おしいと感じた。
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