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続 私の仏教観 レグルス文庫163
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 第三文明社 |
| 発売年月日 | 1985/05/10 |
| JAN | 9784476011630 |
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続 私の仏教観
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続 私の仏教観
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シルクロードを通った人々には、軍事や兵士、探検家、そして商人、仏教徒がいたという。歴史的、領土というか勢力の拡大を目的とする移動(兵士)、知らない他国への好奇心や新しい文化の発見、交流などを目的とする移動(探検家)、持てるものを他国へ持込み、希少価値を付加させて財を得ることを目的とする移動(商人)、そして思想を追い求めることを目的とする移動(仏教徒)。これらは人間の行動原理なのだなぁと感じた。 そういう中で、本書はその仏教が、発祥の地インドから中国(さらには日本)に伝えられ、新たな中国仏教が誕生し、さらに中国仏教の僧たちが、源流の地インドへ原点を求める求道の旅に出ることにより、より精度の高い仏教を確立していく過程をドラマチックに語られていた(三者の対談形式)。 釈尊入滅後のインドでは、その思想の偉大さにより時代を超えて継承されていく。衰える傾向もあれば、再興される時代を迎えることもある。アショーカ王やカニシカ王の時代、仏教の興隆は最高潮だった。 その仏教の思想や文化がシルクロードを経由して中国に伝えられるにも様々なドラマがある。秦の始皇帝は、他国を蛮族とみなし、焚書坑儒など他地域からの思想流入を排斥した。しかし民衆の力で、じわじわと浸透していく。その大きな役割を担ったのが訳僧だ。仏典漢訳の経過は中国における仏教交流の歴史だという。 三国時代の呉の孫権が仏教に帰依していたという事実は、三国志では知りえなかった事実だ(笑)。 中国においても中国独自の儒教、道教などの思想があり、どちらかというと中国的体質から仏教は弾圧されがちであった。そうしたなかでも仏教者の求道の炎は燃え続け、「仏国記」に綴られたという中国僧・法顕(4C)のサバイバルな求道の旅の話しは感動的だった。 翻訳僧としては、鳩摩羅什(5C)の業績は偉大すぎる。仏教の歴史の中で、大事なところで必ずと言っていいほど希有な人物が登場すると感じる。鳩摩羅什もその典型的な人で、生まれ育ちからしてこの翻訳のためにあったような宿命的な環境で育ち、なおかつその頭脳・才能はこの人以外にないというほどだ。鳩摩羅什の翻訳があって今の真実の仏法がある。 さらに天台大師(6C)という大天才の誕生も、鳩摩羅什と同様、歴史上、また仏教史においても欠かすことのできない重要な事実であると感じる。仏教思想の体系化は天台以外にはなしえなかっただろう。 7Cには、「西遊記=大唐西域記」で有名な玄奘が登場し、法顕と同様、源流の地インドを求めて仏教のために人生をかけたドラマの話しも本書で紹介される。 8Cに登場した中国天台宗の第九祖・妙楽大師の歴史上の存在意義も重要。天台大師の法華経思想の注釈を進め、その柱となる「理の一念三千」の法門の、中国から日本(伝教大師)へ橋渡しが行われたという事実も、また奇跡的な流れであるなと感じざるを得ない。 釈尊、鳩摩羅什、天台、妙楽、伝教、そして日蓮へと、この流れをどうしても不思議と感じてしまうものだ。
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池田大作先生の鼎談集ですね。 「私の仏教観」の続編です。「私の仏教観」が釈迦滅後のインドでの仏典結集と、仏教の歴史を繙いたものでした。続編の「続私の仏教観」は、シルクロードを通して、中国に仏教が渡る歴史と、中国での仏教の歴史を語り合った鼎談です。特に重要な人物に焦点を当てて語り合...
池田大作先生の鼎談集ですね。 「私の仏教観」の続編です。「私の仏教観」が釈迦滅後のインドでの仏典結集と、仏教の歴史を繙いたものでした。続編の「続私の仏教観」は、シルクロードを通して、中国に仏教が渡る歴史と、中国での仏教の歴史を語り合った鼎談です。特に重要な人物に焦点を当てて語り合われています。 かなりの量の参考文献を駆使しながら、滔々と流れる仏教史を客観的に、判りやすく丁寧に繙かれています。 目次 Ⅰ インドから中国へ Ⅱ 仏典の漢訳 Ⅲ 鳩摩羅什とその訳業 Ⅳ 教相判釈の展開 Ⅴ 求法の旅路 Ⅵ 南岳慧思と法華経 Ⅶ 天台知嵜と三大部 Ⅷ 玄奘の大長征 Ⅸ 唐代仏教と妙楽湛然 Ⅹ 三武一宗の難と民衆 紀元前二世紀から紀元後九世紀にかけての歴史を、主要な論点に要約して、重要な仏教史を学べます。 今年は、日本で『世界遺産・大シルクロード展』が中国の多大な協力の基に各地域の美術館で開催されています。これに呼応して、改めて学べる機会を得ました。
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