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ミッドナイト・ジャーナル

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2016/02/01 |
JAN | 9784062198998 |
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ミッドナイト・ジャーナル
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商品レビュー
3.6
34件のお客様レビュー
事件に対して刑事が主人公のものはよく読んだ。これは新聞記者が主人公。 なるほど彼らは、事件とどう向き合っているのか、だけじゃなく、警察とどう鎬を削っているのか、他社と仲間とやりあっているのか、その感じが出ていて面白い。 事実はひとつ、表現法は無数、表現するためのパワーバランスはシ...
事件に対して刑事が主人公のものはよく読んだ。これは新聞記者が主人公。 なるほど彼らは、事件とどう向き合っているのか、だけじゃなく、警察とどう鎬を削っているのか、他社と仲間とやりあっているのか、その感じが出ていて面白い。 事実はひとつ、表現法は無数、表現するためのパワーバランスはシーソーみたいにカオス。
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野球小説で鉄板の本城氏の著作の中でも、傑出した作品。新聞記者の実態がわかり、あっと言う間に読み終えた。面白かった、個人的には傑作。
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7年前に、勇み足で誘拐被害者を「死亡」と書いてしまい、それぞれ責任をとった中央新聞の4人。埼玉での連続少女連れ去り事件に、7年前の犯人の姿を見る。しかし、その主犯とされた男は、すでに死刑が執行されているのだが…。 作者の詳細は知らないんだけど、新聞社の内情などが生々しく描かれて...
7年前に、勇み足で誘拐被害者を「死亡」と書いてしまい、それぞれ責任をとった中央新聞の4人。埼玉での連続少女連れ去り事件に、7年前の犯人の姿を見る。しかし、その主犯とされた男は、すでに死刑が執行されているのだが…。 作者の詳細は知らないんだけど、新聞社の内情などが生々しく描かれている辺り、新聞関係者だったのであろう。そこがメインでもあり、本作の面白さでも有る。 癖の強いさいたま支局の関口と、関口を目の敵にしている本社の人間たちだが、関口の説得力の有る取材に、次々と折れていく辺りは爽快である。 前半では、会話と説明の順序がまちまちだったりと、読むペースが乱される部分があるものの、中盤に差し掛かるとそれも気にならない筆致で、グイグイと引き込まれていく。誘拐犯を追うという動機と行動が、これ以上ないほどシンプルでわかりやすい。前半での読書時の違和感は、その辺りが1本に絞られているかどうかがわからない点にあろう。 情景描写などには欠けるが、さいたま市、久喜市、綾瀬市など、しっかりした実在の土地と距離感などが考慮されている辺りも、リアリティの演出にうまく働いていると感じる。 でまあ、難点といえば特に前半の「連れ去り未遂」にこだわる記者陣ではあるが、実際には未遂くらいではそんなに動かんだろうし、他の事件が平行に動いていても良かったのではないか。その辺りは少々都合がよく進みすぎたのではないか。 誘拐の動機なども、それほど重要ではなかったのかもしれないが、記者陣に都合が良すぎるのではないかと感じるので、☆1個減らす。宮部みゆきなどを好む人は、まず間違いなく楽しめるであろう。
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