授業を見直す16のポイント 信頼を育む9つのわざ

齋藤修(著者)

• 販売会社／発売会社: 高文研
• 発売年月日: 2016/02/01
• JAN: 9784874985885

商品レビュー

2018/04/27

35年の教員生活に加えて、初任者研修も担当した著者が授業を見直す16のポイントとしてわかりやすく提示している。

朝の会での話し方
・話は数字を使って簡潔に
・話の途中で介入してくる子どもには応答しない
・教師の話は1分30秒以内に

机間巡視
・平等に
・立ち止まりは30秒以内

崩壊させないために
・8割の子を味方に
・指導を拒否する子には、笑顔で、完璧求めず、スモールステップで

子どもを学習に誘い込む導入
・最初の5分が勝負
・次の時間の準備をする習慣づける

授業時間を守るために
・授業の始めと終わりの時刻を守る
・授業の最後に楽しいゲームを

指示・確認のポイント
・指示を出したら確認
・指示する根拠
・指示の言葉を短く、簡潔に
・指示を視覚で伝える

授業の中に入り込むトラブル
・授業中はトラブルを取り上げない
・トラブルを教材化して話し合い

授業のテンポをつくりだすポイント
・教師の復唱によってテンポを崩す
・時間で子どもを追い込む

指名のポイント
・連続指名から計画指名へ
・授業の山場はコーディネーターとして
・教師の立つ位置を工夫する

子どもの心に届く話し方のポイント
・子どもの目を見ながらゆっくり
・指示する言葉ではなく誘い込む言葉を
・教師の言葉を削る

板書のポイント
・板書の構え(四分六の構え)
・板書はキーワードを

間違いを授業に生かすポイント
・まちがいから学ぶ
・自由な言語空間を目指して(もうすぐ正解に手が届きます/おしいね/正解の入り口まで来ていますよ)

子どもを混乱させない指導のポイント
・活動と説明はしっかり分ける
・説明するとにには一枚の資料で

話し合いを充実させるためのポイント
・子どもの意見を分類し集団思考へ
・ペア、班(グループ)の話し合いを

子どもを褒めるポイント
・褒め言葉を豊かに
・褒め合う関係を
・笑顔を力に

子どもを叱る時のポイント
・モデルを示す
・注意はほめで終わる
・子どもに問い返す
・感情をコントロールする

子どもとの関係づくり第一歩
・子どもへの声かけから始めよう
・進んで声かけをしよう
・子どもの世界に関心をもとう
・教師に寄ってくる子どもたちが壁になっていないか

子どもと遊ぶ
・本気で遊ぼう
・子どもに教えてもらう
・子ども分析・グループ分析から実践構想を立てよう

リーダーシップを発揮する
・子どもたちを引っ張るリーダーになろう
・子どもたちと一緒に歩むリーダーになろう
・トラブルを解決する力をつけよう