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今を生き抜くための70年代オカルト 光文社新書799
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2016/01/19 |
JAN | 9784334039028 |
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今を生き抜くための70年代オカルト
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
ほぼ同時代人なので、70年代オカルトを著者と同時に味わっている。メディアリテラシーなんて知ったことか、というテレビやマスコミの暴走ぶりもまざまざと憶えている。ネットで答え合わせが出来ない視聴者や読者を相手に、オカルトの送り手はやりたい放題だった。赤子のように手をひねられていた自...
ほぼ同時代人なので、70年代オカルトを著者と同時に味わっている。メディアリテラシーなんて知ったことか、というテレビやマスコミの暴走ぶりもまざまざと憶えている。ネットで答え合わせが出来ない視聴者や読者を相手に、オカルトの送り手はやりたい放題だった。赤子のように手をひねられていた自分が愛おしい。
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総花的で個々の掘り下げは浅いし期待していた内容と違った。時代背景や30年代オカルトとの関係性の分析を読みたかった。
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僕はけっこうオカルトに対して冷たい。 宇宙人とかUFOという言葉そのものだって、よく考えればおかしな言葉だ。宇宙と人の組み合わせって変じゃないか。アダムスキー型とか定義までされている未確認飛行物体とはどういうことか。超能力、なんてのも、何を超えてるのかわかんないし。別能力ならわ...
僕はけっこうオカルトに対して冷たい。 宇宙人とかUFOという言葉そのものだって、よく考えればおかしな言葉だ。宇宙と人の組み合わせって変じゃないか。アダムスキー型とか定義までされている未確認飛行物体とはどういうことか。超能力、なんてのも、何を超えてるのかわかんないし。別能力ならわかるけど。 というわけで冷たい。 けれど、それを事実かどうか論ずるのが目的ではなく、社会にとってオカルトとは何だったのか、という風に見るなら大歓迎だ。 もともとオカルトどうでもいい派だったので、その世界に詳しくない。アメリカではすでに1950年台にUFOブームがあったという。日本で遅れたUFOブームがやってきたころは、アメリカではすでに宇宙人の存在は自明であり、政府が隠蔽しているというストーリーが出来ていた。そういや疎い僕もMJ-12とか聞いたことある。UFO番組も多かったし、政府が何かを隠す、と思い込むのはこのあたりから持ち上がってきたのかもしれない。 ユリゲラー、ネッシー、心霊写真。うしろの百太郎。日本沈没。ノストラダムスの大予言。丹波哲郎の大霊界。みんなブームになった。懐かしい。ってか、俺オカルト好きだったのかも。心霊写真の本とか、かならず学校で周っていたし。死後の世界に思いを馳せるきっかけも多かった。そういうのは、今はスピリチュアルという名前になって社会に残っている。 オカルトにはその人の気質や性格、フェティシズムが投影されるという。そうかもしれない。オカルトのカミングアウトができると楽になりそうだ。やべえ、たった一冊で転向というか、自分のフェティシズムに気づいてしまうとは…。
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