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夜、僕らは輪になって歩く
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2016/01/01 |
JAN | 9784105901233 |
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
内戦後の架空の国を舞台にした、旅まわり劇団の俳優達の物語 法が正しく機能せず誰が罪人で誰が冤罪人なのか判別できないその国で、自分の人生を生きようとする人々 恋をする 希望を求め国を離れる 夢見るため旅をする 希望を胸に始まる旅が色褪せ、ついには呼び込んではいけない不穏を招く 小さ...
内戦後の架空の国を舞台にした、旅まわり劇団の俳優達の物語 法が正しく機能せず誰が罪人で誰が冤罪人なのか判別できないその国で、自分の人生を生きようとする人々 恋をする 希望を求め国を離れる 夢見るため旅をする 希望を胸に始まる旅が色褪せ、ついには呼び込んではいけない不穏を招く 小さな石に躓くように翻弄される運命 取り繕うための小さな嘘が次第に彼を追い詰める 自分の起こすアクションが招く負の連鎖 彼の焦燥が無念が作者の静謐な筆致で伝わる 追い込まれなす術なく項垂れる 「誰が奪われ、誰が奪ったのか」 遣る瀬無さ、やりきれない気持ちが残った 現実と創作が交差する絶妙な空気を感じさせる 作家の筆力は見事
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で目について手に取った本 とても面白かった! 「僕」って誰?と思いつつ 登場人物たちはどうなっていくのかと ドキドキしながら読み進みました 所々インタビュー形式のようになっていて ドキュメンタリー映画を観ている気分になりました
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タイトルが牧歌的。 なんの前情報もなく読み始めたのだが、牧歌的など、とんでもない。 いったいこの物語はどこに連れていくつもりだろうか、と少々じれったいような思いで読み進める。すると、いつの間にか「僕」なる書き手が現れてくる。「僕」って、きみはいったい誰なんだ…。 「僕」は、物語の...
タイトルが牧歌的。 なんの前情報もなく読み始めたのだが、牧歌的など、とんでもない。 いったいこの物語はどこに連れていくつもりだろうか、と少々じれったいような思いで読み進める。すると、いつの間にか「僕」なる書き手が現れてくる。「僕」って、きみはいったい誰なんだ…。 「僕」は、物語の概要はわかってはいるようだが、当事者ではない。デシエンブレなる三人の劇団が地方巡演する中でかかわりをもった人たちにインタビューをしているようだ…、そして、そこで分かったことを私たちに教えてくれているようだ。 登場人物は、みんな嘘つきではないのに、虚構を幾重にもまとって暮らす。どだい、演劇は虚構そのものだ。 ところが、虚構を演じることそのものが人の命と関わってきて、…若者はそれを脱ぎ捨てようとしたがために窮地に陥る。 どんでん返しなんてものはない。けれども、まさかと思う終わり方だった。
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