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BANKSY IN NEW YORK
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BANKSY IN NEW YORK

RayMock(著者), 毛利嘉孝(訳者), 鈴木沓子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 パルコ
発売年月日 2016/01/01
JAN 9784865061604

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商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2016/07/29

世界中のスプレー缶を使い一夜にして壁に絵を描きだす正体不明のストリート・アーティスト バンクシー。 そのバンクシーがニューヨークに1ヶ月滞在し毎日作品を発表するという。 写真家の著者はニューヨークの何処かに現れるバンクシーの作品を探し、写真におさめていく。 バンクシーの作品は周...

世界中のスプレー缶を使い一夜にして壁に絵を描きだす正体不明のストリート・アーティスト バンクシー。 そのバンクシーがニューヨークに1ヶ月滞在し毎日作品を発表するという。 写真家の著者はニューヨークの何処かに現れるバンクシーの作品を探し、写真におさめていく。 バンクシーの作品は周囲の反応も含めてその作品である。 だからこの写真集も、 映画バンクシー・ダズ・ニューヨークも、 ニューヨーク市民がバンクシーのアートを探し回る様も、 このレビューも、 このレビューを読んでいるあなたも、 バンクシーの作品なのだ。 バンクシー恐るべし。

Posted by ブクログ

2016/07/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 Banksyのことはかなり後追いで知った。けど作品は1年以上前から実はしょっちゅう目にしていた。500pxという海外ユーザーの多い写真投稿SNSがあり、そこへの投稿作品の中に壁の落書きを撮影したものが時々出てくる。印象的なグラフィティだなと思っていたものが、たいていBanksyの作品だった。  ステンシルという技法の落書きも日本ではあまり見る機会がなかったと記憶するが、2012年にR国M市に駐在して、”広告”として町中の路面に描かれていて、面白いものだなあと眺めていたことを想い出す。  本書はBanksyが2013年にNYのストリートを巨大なキャンバスに見立てて、1ヶ月間を通して1日1作品を発表していく「Better Out Than In」の様子を、著者レイ・モック(グラフィティやストリート・アートを主に取材している写真家、ライター)が収録したもの。完全密着とあるから、Banksy側とも話は通じていてのことだろう。 『BANKSY Does New York』という映画をやってるのは知っていた。BANKSY作品が面白いなと思ったのは『オマールの壁』を観てからかな。ガザ地区西岸の壁にある、風刺的な”落書き”をその映画のサイトや関連記事で知ってから。この社会性、発信能力は単なるお騒がせ野郎に出来る所業じゃないな、と。  彼の作品が目を惹いたのは、やはり巷に溢れる他の落書きと一線を画す何かがあったから。知りませんよ私は、ヒップホップ文化の一翼を担うストリートアート、グラフィティと呼ばれるものの他の作家たち、その栄枯盛衰やら今の傾向などなど。ただ、そんな自分のところにもいろんな経路で届いてくるくらいだから余ほど画期的だったのでしょう。  正体を明かさない覆面芸術家、社会風刺を含む絵をゲリラ的に描く。それだけでは数多のストリートアーティストと大差ない。その画風、風刺の質、あとは行動のオリジナリティが世間の耳目を集めたと想像する。行動と言えば、渋谷の岡本太郎『明日の神話』に福島の原発の絵を描き足した(実際は粘着テープで貼り付けただけだったようだけど)クリエイティブ集団がいたけど、その手の行為は日本ではウケないのかな~。彼らの行動にしても、BANKSYがその昔、世界各国の有名美術館の人気のない部屋に無断で自分の絵を展示した行動に刺激を受けたのかもしれない。そうしたユーモア、諧謔精神は悪くないよね。ただ、人真似、二番煎じなら止めたほうがいい。オリジナリティあってこそのARTだし、反骨精神だと思う。  本書を読む(見る)までもないけど、もはやBANKSY作品の描かれた公共物は、その場所の資産価値まで高めてしまうようだ。ロンドンではBANKSYの作品に限り”場所の価値を高める行為”として、違法性は問わず観光資源として認める方向にあるというのだから大したもの。社会に発信し、認められてこそのART、ここまでくれば天晴れとしかいいようがない。

Posted by ブクログ

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