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肉弾 旅順実戦記 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2016/01/21 |
JAN | 9784122062207 |
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肉弾
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
初出が日露戦争後間もない明治39年、まさにゴールデンカムイの時代。 日清戦争後、戦友を遼東半島に埋葬し「遼東半島はにほんのものになったぞ。お前は死んでも骨は日本に埋まっているのだぞ」と帰国した兵士が、“三国干渉により遼東半島を返還させられた”と聞いたときの無念さ。日露戦争勃発前に日本男子が感じた憤りはこういうことだったのかとやっと分かった。 書かれた時代も時代ですから戦意を高揚させる目的もあったでしょうし、現代からすると敬遠されがちな内容ではあるけれど、現代の人が想像や伝聞で描くのとは比べ物にならないリアルさをひしひしと感じた。 あとはあれですよね、将校と従卒との関係がアツい。会社での上司と部下との関係性から想像してしまうとちょっと理解不能だったんだけど、軍隊で生死を共にして得られる絆は比べものにならないよねというのを痛感した。とはいえ、将校と離れなきゃならないときの従卒の乙女っぷりったらないよ。鯉登少将のあれもあながち誇張じゃないのかもしれないな…。引用(フレーズ)をご参照ください。。。
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