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ペコロスの母の贈り物 コミックエッセイ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2016/01/20 |
JAN | 9784023314757 |
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商品レビュー
4.4
10件のお客様レビュー
ペコロスさんの幼少期も、みつえさんと共に過ごした時代も、みつえさんが亡くなられた後も、全部が愛おしい日常に感じられました。 大好きな長崎の様々な時代を感じられる本でもあります。
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以前、PCで、この作者岡野雄一氏の母の介護生活の本の紹介を拝見した。 ほんわかとした口調が、辛い介護する側を癒してくれる漫画である。 私が、小さい頃は、家に漫画らしき物が無く、世界文学全集などや 口語文の細かい活字の本が多かったせいか、漫画を読むのは、だいぶ経ってからである。 ...
以前、PCで、この作者岡野雄一氏の母の介護生活の本の紹介を拝見した。 ほんわかとした口調が、辛い介護する側を癒してくれる漫画である。 私が、小さい頃は、家に漫画らしき物が無く、世界文学全集などや 口語文の細かい活字の本が多かったせいか、漫画を読むのは、だいぶ経ってからである。 今は、読書にどっぷりとはまるようになって読んだ漫画は、「大家さんと僕」の矢部太郎氏の本ぐらいである。 どちらも、年寄りに、歩み寄って描かれている。 この本は、長崎の方言が、一杯出てくる。 私も、商社マンの父の転勤で、福岡にいた事があり、少し、理解出来る。 表紙の中側の、光恵さんの「生きとかんば」という表現。 原爆の被害を知っているだけに響く言葉なのだろう。 作者も、短歌を愛する偏屈な父親を持ち、母の苦労も良く知っているだけに、母への思いが深い。 認知症になってからも、所々に、昔を思い出す母親に、ペンを取ったのだろう。 黄泉の世界とこちら側の現実の世界との表現が、違和感無く読めるのは、作者のアイデアと工夫であろう。 病室の窓側のカーテンが、結界のような… 空から見下ろしているだけ両親の姿。 若いときには、お酒が入ると凄い形相の父親が、好々爺になっている姿も、そして、逃げ回った母親も傍にピッタリと居る姿も、そうあっているだろうとの願いも込めている。 少しエッチな話も、盛り沢山出てくるけど、これは、母親の介護だけだと、読む人が限定されるから、記載されたのかなと、思う。 「生きていることが贈り物」本当に、今トルコ・シリアの大地震のニュースを見ると、少しでも、生きていて!と、願わずいられない。
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認知症になった親をこれほどあたたかく見つめることが出来るだろうか?時に寂しく、時におかしく。このおかしさの部分が介護者の救いになっている。絵がとてもかわいいので一気に読める。何回も繰り返し読んで大切にしたい本。
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