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霜の降りる前に(下) 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2016/01/01 |
JAN | 9784488209179 |
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霜の降りる前に(下)
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商品レビュー
3.8
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クルト・ヴァランダーの娘リンダが主人公。警察官になる直前の事件を父と共に追いかける。今までのシリーズで時々出てくる娘リンダは、いつも情緒が不安定でフラフラしているイメージしかなかったが警察官になるとはびっくり。彼女の両親に対する、愛情や軽蔑がない混ぜになった感情がリアルで、意外と...
クルト・ヴァランダーの娘リンダが主人公。警察官になる直前の事件を父と共に追いかける。今までのシリーズで時々出てくる娘リンダは、いつも情緒が不安定でフラフラしているイメージしかなかったが警察官になるとはびっくり。彼女の両親に対する、愛情や軽蔑がない混ぜになった感情がリアルで、意外と似たもの同士である父娘のやり取りにくすっと笑えてしまう。娘の容赦のない父の描写が特に面白く、クルト・ヴァランダーという人間の輪郭が際立ち、やはり彼はヒーローになりきれないなあと感じる。そこが良いのだが。 そうそう事件はカルト宗教がらみになるが、いつもな感じで面白かった。作者が亡くなってしまったので、ヴァランダーシリーズも終わってしまうのが悲しく、長らく積読状態だったが、すでに7年経っていた。今年こそ読んでしまおうと思った。
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犯人視点の章が読むのが辛かった。宗教的動機って一番ついて行けないな。 北欧諸国の人は自国以外の北欧言語ある程度わかるらしい。日本人はちゃんと勉強しない限り北京語もハングルもちんぷんかんぷんなのに。 エリックの最初の妻と、ラストでリンダが飛び降りを思い止まらせた少女の名前が同じマリ...
犯人視点の章が読むのが辛かった。宗教的動機って一番ついて行けないな。 北欧諸国の人は自国以外の北欧言語ある程度わかるらしい。日本人はちゃんと勉強しない限り北京語もハングルもちんぷんかんぷんなのに。 エリックの最初の妻と、ラストでリンダが飛び降りを思い止まらせた少女の名前が同じマリアなのは偶然だろうか。
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著者が亡くなったことを知り、残り少ないシリーズ物を読んでしまうのが惜しかったのだが。ヴァランダーの一人娘リンダが警察官になる直前に巻き込まれる事件を描く物語。いつもながらの警察署の面々、亡き父(リンダには祖父)やバイバ(リガに帰ったかつての恋人)のエピソードがちょくちょく出てきて...
著者が亡くなったことを知り、残り少ないシリーズ物を読んでしまうのが惜しかったのだが。ヴァランダーの一人娘リンダが警察官になる直前に巻き込まれる事件を描く物語。いつもながらの警察署の面々、亡き父(リンダには祖父)やバイバ(リガに帰ったかつての恋人)のエピソードがちょくちょく出てきてシリーズを貫く良い雰囲気を本作でも感じ取れる。 一方、リンダの行動は警察官になる前とはいえ軽率さが目立ち、ストーリーにも粗さか。 それでもヴァランダー物語の番外編として読めば満足。3.9
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