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誘蛾灯 二つの連続不審死事件 講談社+α文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2016/01/01 |
JAN | 9784062816397 |
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誘蛾灯
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ジャーナリストの青木理氏が、鳥取で起きた連続不審死事件を取材した本。 お世辞にも美人とは言えない肥満体型の女に、何人もの男たちが夢中になり、人生を狂わせていった。同時期に埼玉で起きた木嶋佳苗事件と比べて注目度は低かったものの、熱狂する木嶋事件報道の「添え物」として取材を開始した...
ジャーナリストの青木理氏が、鳥取で起きた連続不審死事件を取材した本。 お世辞にも美人とは言えない肥満体型の女に、何人もの男たちが夢中になり、人生を狂わせていった。同時期に埼玉で起きた木嶋佳苗事件と比べて注目度は低かったものの、熱狂する木嶋事件報道の「添え物」として取材を開始したらしい。 本書を読み進めていく中で見えてきたのは、鳥取という地域が置かれた厳しい状況。そしてそんな底辺の街にある寂れたスナックで働くホステスに絡め取られていった男たちが抱える心の隙間、闇…。なぜ立場のある男たちが彼女の虜になって堕ちていったのか。最終的には本書の著者までもが、彼女に振り回される結果になっていたのが可笑しみを誘う。 また、日本の司法の問題点についても切り込んでいる。被告は一貫して殺人については否定しているにも関わらず、十分な証拠を持って犯行を立証することもないままに、本書の出版より後になるが、とうとう被告の死刑が確定してしまった。結局、上田美由紀は最後まで真摯に真実を語ることをしなかったから、真相は闇の中だが、彼女一人が死刑になることでこの事件が幕引きとなるのは、非常に後味の悪い感じがした。
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グロテスクでリアル。 事件背景が目に浮かぶようだった。 陰惨な暗い空気感。 このようなことは、都会や田舎を問わず、また程度の差はあれども(事件になるか、ならないか)一部の女が男を騙し、一部の男も女を騙し続けるのだろう。 昔から一定数いるんだろうなぁ。
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女性の周辺で多数の男性が不審死する。小説やドラマではなく実話だ。それも場末の中年デブ女性が棲みつくカラオケバーば舞台。男性は妻子ある中堅会社員。何故?という疑問が真っ先に浮かぶ。ルポライターの光彦なら鮮やかに解決するが、著者の青木理は何度も現地を訪れてルポしても全容は掴めない。男...
女性の周辺で多数の男性が不審死する。小説やドラマではなく実話だ。それも場末の中年デブ女性が棲みつくカラオケバーば舞台。男性は妻子ある中堅会社員。何故?という疑問が真っ先に浮かぶ。ルポライターの光彦なら鮮やかに解決するが、著者の青木理は何度も現地を訪れてルポしても全容は掴めない。男性が誘蛾灯に誘われるように群がった本当の理由は男性の闇の中にある。
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