米中経済戦争 AIIB 対 TPP 日本に残された大逆転のチャンス

西村豪太(著者)

• 販売会社／発売会社: 東洋経済新報社
• 発売年月日: 2015/12/19
• JAN: 9784492444238

商品レビュー

2016/01/18

未だに、AIIBが、良く分からないので、読んでみようと、手に取った本である。

1月16日に、正式に開業して、昨日の朝刊には、4月にも、初融資をすると、証明している。
インフラで、インドネシアの高速鉄道計画の受給は、中国に出し抜かれてしまった。
日本として、どうするのか？、、、、

英国のAIIB参加で、ドミノ倒しのように、欧州の国々が、中国へと、寝返り、中国元も、国際通貨に、加わった。

しかし、昨年15年夏から、上海株の急落で、世界の株価が停滞してしまった。
本当に、中国が、くしゃみをしたら、他の国々が、風邪をひいてしまった状態である。
7月の「悪意のカラ売リ」、8月24、25日の大幅値下げで、25日には、追加金融緩和へ。
何でもありの株価対策である。
香港の大富豪（李嘉誠）でさえ企業の登記を香港からケイマン諸島へ移動させているとか、、、書かれている。

原油も1バレル＝30＄を割って来ており、株価も、正月から、下がっている。

2020年の東京オリンピックが、過ぎたら、どうなっているのか？？？

そして、1月16日投票の台湾総統に、民進党の女性初、蔡氏が、当選した。
さてさて、中国は、又、難問を、付きつけるであろう。

日本への風当たりはどうなるのであろう。

「AIIB　の門は、開いています！」と、中国は言っているが、日本政府は、慎重に、中国抜きで、考えて投資して欲しいと、願うのは、私だけであろうか？