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野球の国のアリス 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2016/01/15 |
| JAN | 9784062933001 |

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野球の国のアリス
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商品レビュー
3.5
24件のお客様レビュー
登場人物達の振る舞いが実直で読んでいて気持ちが良かった 読み終わった後、はじめにを読み返して、わかりやすくすることに気をつけようと思った
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
野球の国のアリス 誰も祝ってくれないので、祝竹蔵雑記400投稿! それはさておき。 ”大人にとびっきりの興奮を、子供に未来の夢を”というキャッチフレーズのミステリーランドシリーズへの北村氏の書き下ろしです。 結構辛めの採点にさせてもらったのは、期待が大きかったせいかもしれません。 アリスという名前の野球の大好きな少女のお話。小学生ではエースだったアリスも中学の野球部には女の子であることから入ることもできません。そんなちょっと心が揺れてしまっている中学生にもうすぐなってしまう直前の春休みのお話です。 ひょんなことから左右が逆さまの鏡の国に入ってしまったアリスが、鏡の国で行われている野球の最下位決定戦というイベントをやめさせるために奮闘します。最下位決定戦は、エラーや失敗をみんなが笑いものにして楽しむという趣向ので高視聴率を獲得している大きなイベントです。鏡の国でなくてもどこかの国のバラエティみたいなもんでしょうか。 この最下位決定戦で良い試合を見せることによって、みんなの気持ちを変えさせようとアリスはするのですが。。。 竹蔵も少年野球をしていたので、試合前のわくわく感や自分に打席が廻ってくるときのどきどき感はよくわかります。そういう視点でみればなかなかよくできた物語だと思います。でも、全体的な雰囲気として、どうしても年寄りが子供に対して一段上から諭しているような感じがあって、辛めの評価になりました。子供はこんな考え方は絶対しないようなーという部分も多々目につきました。 別に不思議の国と野球を結びつける必要はないので、野球自体の素敵さが堪能できる物語を読みたくなってしまった竹蔵でした。 竹蔵
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2008年に刊行された「野球の国のアリス 」児童書MYSTERY LANDシリーズの文庫本(2016年刊行)になります。 単行本が出た時は、装丁がちょっと凝った作りになっていて、ミステリー色強めに感じましたが、文庫本では桜の背景に、アリスと猫。雰囲気が少し和らぎ手に取りやすくなり...
2008年に刊行された「野球の国のアリス 」児童書MYSTERY LANDシリーズの文庫本(2016年刊行)になります。 単行本が出た時は、装丁がちょっと凝った作りになっていて、ミステリー色強めに感じましたが、文庫本では桜の背景に、アリスと猫。雰囲気が少し和らぎ手に取りやすくなりました。 丁度、夏の甲子園の真っ最中ということで、今回はこちらを本棚より選んでみました〜。 本題からも感じられるように、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」(鏡の国)になぞられていますが、そこは北村薫さん。ユーモアが散りばめられていて、子どもよりも、少し世代の上の大人がくすりとしてしまうかもしれませんね。笑 野球少女アリスが体験した不思議な出来事を、小説家(北村薫さん)が聞き手となって語られてるところも面白いです。 野球少女のアリスは、《大変だ大変だ》と追い抜いて行った宇佐木(うさぎ)さんを追いかけて鏡の国へー。そこでは同じ世界に見えるが全てが反転していて、野球の試合は負け進む大会になっていて、、。 野球の試合は、手に汗握るような甲子園中継さながらの描写になっています! アリスが恥をかいてしまうところもあります。それに対して、挽回するチャンスを与えなかったと、あやまる友(安西くん)。ーそして、双方の世界を跨いで、おかしくなっている世界を戻し、名誉挽回もー!!ユーモアもある、爽やかな青春ミステリーになっていますよ〜。 作者から、子どもたちへの想いの詰まった物語が語られていますので、ぜひ、小学生高学年くらいから読んで欲しいです。 また『はじめに』で、北村薫さんから本を愛する子どもたちへ(あるいは親へ)向けたメッセージが、 ‘’皮肉‘’という言葉にまつわるエピソードを交えながら書かれています。 ー現代はおとなが甘くなっていて、子どもが考える前、感じる前に、答えを差し出そうとしている。 「なんでもわかりやすくして手渡されるより、《わからない》という宝物をいっぱいかかえることも《いいこと》なのです。そして、自分であれこれ考える。」ー ものごとに心を向けていると、自然に《あれはどうだろう、これはどうだろう》と思うようになるものです。それも慣れなんです。 そのためにも、わかりやすくわかりやすくしようとするのは、よろしくないと思います。ー 大人たちが先回りしすぎないよう、子どもたちに、わからないことや失敗で恥をかくことを恐れずに、自分で考える力、ものごとの裏にあることを感じる力を養っていってほしいというような著者の思いが伝わってきます。 最後の『わたしが子どもだったころ』では、懐かしい思い出とともに、 「心のやわらかなうちに出会ったさまざまなドラマや本の中には、今でも鮮やかに思い出すものがあります。この本があなたにとってそういう一冊になれたら、これ以上の幸せはありません。」 と締められています。 どうぞ、お子さんも、そして大人の方も愉しまれてください〜。(*´︶`*) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【MYSTERY LANDシリーズ】について。 講談社より、「かつて子どもだったあなたと少年少女のための〜」というコンセプトで出版された。(2003年から2016年にかけて発行。) ハードカバーのブックデザインは全て祖父江慎さんで、箱に開いた穴から表紙の一部が見えます。
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