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恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白 講談社文庫

稲葉圭昭(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/01/01
JAN 9784062932707

恥さらし

¥220

商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2023/02/22

元刑事の告白でした 内容的には楽しめましたが・・・ ノルマのためには犯罪も辞さない 拳銃のためには薬には目をつむる 警察ってそんなところなのかと 北海道警察のひどさがわかりました まぁでも北海道にかぎらず警察の体質なんでしょう 今では改善されていることを望みます

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2022/05/15

面白かった。 手短に説明すると、正義感の強い警察官が汚職にまみれる話。よくある話のようにも聞こえるが、本作の凄さは堕ちていくプロセスが丁寧に描かれていることと、その心理変化に説得力があることだ。 警察も民間企業と同じで、評価のためには成果が必要。本書の著者の成果とは、拳銃の検挙...

面白かった。 手短に説明すると、正義感の強い警察官が汚職にまみれる話。よくある話のようにも聞こえるが、本作の凄さは堕ちていくプロセスが丁寧に描かれていることと、その心理変化に説得力があることだ。 警察も民間企業と同じで、評価のためには成果が必要。本書の著者の成果とは、拳銃の検挙数だったのだ。評価期間内に都合よく犯罪が起きるわけではない。しかし評価期間は決まっている。どうしても評価を上げたければどうするのか。 その結果が本書の物語である。 上層部の設定した無茶なKPIを達成するために疲弊する現場。まさに民間企業で見る風景だ。警察が違うのは、そのKPIが犯罪者に依存している点であろう。 本書を読んだ後、ストーカー対策の杜撰さについて見え方が変わった。おそらく評価点数にならないのだろう。

Posted by ブクログ

2019/05/26

一度足を踏み外してしまうと、坂道を転がり落ちるように外道に落ちて行く様が克明に描かれています。 著者の稲葉氏は、自分が外道に落ちて行った要因は警察組織の仕組みにあると訴えていますが、やはり、不正に対して感覚が麻痺してしまった個人の資質が何よりも大きいように感じます。 この事件を契...

一度足を踏み外してしまうと、坂道を転がり落ちるように外道に落ちて行く様が克明に描かれています。 著者の稲葉氏は、自分が外道に落ちて行った要因は警察組織の仕組みにあると訴えていますが、やはり、不正に対して感覚が麻痺してしまった個人の資質が何よりも大きいように感じます。 この事件を契機に全国規模で不正が明るみになって大問題になった記憶がありますが、現在の警察組織はどこまで浄化されているのか、気になって仕方ありません。 今後、こんな不正が再び明るみになるようなことがないことを願うばかりです。

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