1,800円以上の注文で送料無料

高倉健・藤純子の任侠映画と日本情念 憤怒と情愛の美学
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

高倉健・藤純子の任侠映画と日本情念 憤怒と情愛の美学

山本哲士(著者)

追加する に追加する

高倉健・藤純子の任侠映画と日本情念 憤怒と情愛の美学

定価 ¥4,180

1,925 定価より2,255円(53%)おトク

獲得ポイント17P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文化科学高等研究院出版局
発売年月日 2015/12/01
JAN 9784938710941

高倉健・藤純子の任侠映画と日本情念

¥1,925

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2019/02/21

限定400部の、しかもAB変形の大判の本。おそらく、高倉健・藤純子解説書では最も詳しい本のひとつではないかと思う。1960年代の任侠映画については、総てのセリフは流石に無いが、主要な作品のひとつひとつの物語と解説と分析がついている。もちろん、資料的な本では無いから、出演者やスタッ...

限定400部の、しかもAB変形の大判の本。おそらく、高倉健・藤純子解説書では最も詳しい本のひとつではないかと思う。1960年代の任侠映画については、総てのセリフは流石に無いが、主要な作品のひとつひとつの物語と解説と分析がついている。もちろん、資料的な本では無いから、出演者やスタッフのデータはあまり書かれていない。しかし、著者の気になる場面の分析は、豊富な場面写真と共に付されていて、資料的価値はあるだろう。 一言で言えば、当時の新左翼系の学生が、なぜ任侠映画をあれほどまでに「支持した」のか、その思想的分析をしてみようという、著者の 思い入れたっぷり詰まった378pなのである。1人の哲学徒が、映画の中の「情念」の止揚に何を観たか、一生懸命書いている。 と、ここまで書いてはっきり言うが、正直私にはどうでもいい。80年代に、学生運動の残滓に迷惑蒙った者として、70年代の学生運動を誠実に総括してこなかった世代の呟きに、付き合う義理は無い。だから、この本の資料的な価値だけを認めるだろう。 2019年2月読了

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品