ロボティクス 最前線

日経産業新聞(編者)

• 販売会社／発売会社: 日本経済新聞出版社
• 発売年月日: 2015/12/01
• JAN: 9784532320508

商品レビュー

2021/03/25

中途半端。
技術の話がしたいのか、トレンドの話がしたいのか、どちらも薄すぎて参考にならない。
事例紹介のみで、書き手の意見、主張が正しいのか全く感じられないのもなんだかなぁ、って感じ。

2019/01/12

ロボティクス 最前線

ロボットのことが、色んな角度から読みやすく書かれていて面白い本です。
日本と海外の取り組みの違い、研究と実用化についても　なるほどとわかります。

「chapter6 廃炉に挑む」　には驚きました。
大震災と原発事故がロボット技術を大きく発展させています。
事故後、復旧には何十年もかかるとニュースできいて絶望的な気持ちになったっものです・・・。
本書を読んで、復旧のためにたくさんの作業用のロボットが開発され、実用化されていること、それも思いつかないほどの高性能なものもあり、地道に進んでいることに感動しました。
特に「4 溶けた燃料、素粒子で探る」では、「素粒子」は物理学者の基礎研究の対象だとばかり思っていたのが、廃炉のために使われているとのこと。
さらに今後の（起こってほしくない）災害にも、役に立っていくことを期待します。

2016/05/28 　予約　6/9　借りる。6/14　読み始める。7/14　読み終わる。

内容と目次は

内容　：
猛烈なスピードで進化しているロボット産業。
ペッパー、ドローン、AI(人工知能)、アシストスーツ、災害対応など、2020年代の主役たちを紹介する。
ペッパー分解図鑑つき。『日経産業新聞』連載に加筆し再構成。

内容紹介
ペッパー、ドローン、AI(人工知能)、アシストスーツ、災害対応……
2020年代の主役たち!

広がるロボット活用の波頭を追う!
「第3次ロボットブーム」と呼ばれるほどロボットの実用化は急速に進み、その活用範囲も驚くべきスピードで広がっています。ものづくりの現場で活躍する産業用ロボットはもちろん、接客・介護・サービス業に浸透し始めたヒト型ロボット、警備や物流・配達で本格導入されるドローンなど、多方面に広がるロボット活用の最先端を描きます。

成長企業を先取り!
IT、バイオ・医療に続く成長業界として注目を集めるロボット業界。日経ならではの幅広い取材で、大手企業の取り組みはもちろん、あまり知られていない有望企業・ベンチャーを多数取り上げます。就活生、投資家も必見です。

ビジュアルな特集も充実、第一人者へのインタビューも収録
巻頭では、業界全体を俯瞰するための「ロボット業界地図」やペッパー解剖図鑑など、ビジュアル特集を充実。各分野ごとの市場予測なども掲載しているので、ビジネスパーソンがざっくりと将来像をつかむのに最適です。さらに、AIBO開発に参画した北野宏明氏(ソニーコンピュータサイエンス研究所社長兼所長)、「米朝アンドロイド」「マツコロイド」を手掛けた石黒浩氏(大阪大学教授)ほか、第一人者へのインタビューも多数収録しています。

目次　：
巻頭特集
ロボット業界地図&未来予測
ペッパー分解図鑑

chapter1 広がるペッパー経済圏
1 愛嬌の裏に「秘めた野望」
2 鴻海が進出。ポストスマホは「ロボ」だ!
3 ペッパー、5歳児に算数を教えてみた
4 ペッパー分解、その秘密に迫る!

chapter2 飛び回る無人機
1 潜入! ドローンの城――先端走る研究者、編隊飛行やキャッチボール
2 魔法を生むアルゴリズム
3 無人ヘリがピザ宅配、タケコプターが現実に
4 中華ドローン勃興──政府が成長後押し
5 ヒトが空を飛ぶ日――東大・ソニー・電通がタッグ
6 新ビジネス、いざ離陸! ――映画のような空撮、保険

chapter3 東京五輪を支える
1 義足で健常者を超えろ! 狙うは新記録での金メダル
2 深刻な人手不足、建設業界を救え!
3 ご案内はお任せあれ! ホテル・名所で大活躍
4 奇想演出、開会式で「ガンダム」?

chapter4 人に寄り添い、人を超える
1 ヒト型がヒトを超える――憧れの「カッコイイ」が現実に
2 「不気味の谷」を越えろ!
3 もう「KY」じゃない――「常識」踏まえ、賢く判断
4 AIも愛されたい

chapter5 世界競技に集まる英知
1 サッカーロボ、2050年に人間に勝つ
2 勝敗を分けるのは「AI8割、メカ2割」――頭脳プレー光る
3 災害救助部門でもハイテク熱戦――走破・操作性で大混戦
4 米ベンチャー、サービス分野で巻き返し
5 無人物流で「仕分けの壁」崩せ! ──世界30チームを集めて大会
6 産業ロボが「代理戦争」――急成長ベンチャーが日本勢を脅かす

chapter6 廃炉に挑む
1 格納容器の中を映し出せ! ――直径10センチのパイプに進入
2 除染用ロボ、方式多様に特技を生かす
3 無人重機が難路を開く
4 溶けた燃料、素粒子で探る

2018/10/29

新聞記事をまとめた書式なので、全体的に浅い内容。
やたらと褒め言葉と期待感を盛った言葉はお約束である。

軍事ロボットとの関連については、予想通り皆無。
この分野の技術は民生、軍事用途に境界がない状態であるはず。
もっと、一体で語ってほしい。

ペッパー　
設計「アルデバランロボティクス(仏)」製造「鴻海(台)」→製造拠点：大陸
の構図は納得。
しかし、この分野の市場って、本当にものになるのだろうか？

ドローン
DJI 中国企業　首相官邸に降り立ったファントムのメーカー。
既に世界市場でデファクトスタンダードになりつつある。

アマゾンの仕分け競争
キバ　システムズ

廃炉作業
提灯記事ばかりだが、
世界と比較しての日本製のレベルの低さを端的に記して欲しかった。