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桜前線開架宣言 Born after 1970 現代短歌日本代表
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 左右社 |
| 発売年月日 | 2015/12/01 |
| JAN | 9784865281330 |

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商品レビュー
4.1
15件のお客様レビュー
バンコクの紀伊国屋書店にて、ジャケ買い。 近代短歌日本代表と銘打ってるだけあって、紹介される歌人と作品の総数が膨大である。とりあえず、各歌人の見開き1ページの紹介文を読み通したところで、まずは落ち着いている。これから、各作品をゆっくりと堪能しようと思う。 驚いたのは作風と歌人...
バンコクの紀伊国屋書店にて、ジャケ買い。 近代短歌日本代表と銘打ってるだけあって、紹介される歌人と作品の総数が膨大である。とりあえず、各歌人の見開き1ページの紹介文を読み通したところで、まずは落ち着いている。これから、各作品をゆっくりと堪能しようと思う。 驚いたのは作風と歌人それぞれのバックグラウンドの多様さ。文語・口語の分類はもちろんのこと、破調からこれは散文では?というような構成もある。短歌の可能性の深遠さを感じずにはいられない。 さらに、歌に込めた歌人たちの思い。圧倒的に内省的なもの、世間から達観したもの、恋焦がれはぜるもの。十人十色である。歌人たちの抑えきれない表現欲求が短い七五調のうちにさく裂する。短歌の芸術性を思い知る。 短歌にうっすら興味あるけど、どの歌人や作品から手を付ければ分からない。寺山修司や与謝野晶子は敷居が高いな。そんな方にうってつけの手引書である。私もその一人だ。ここから特に心打つ・波長の合う歌人へより深くダイブしていこう。わくわくである。
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現代歌人40人のアンソロジー。 ①1970年以降生まれの若手であること、②時代への批評意識があること、が掲載基準のようだ。 一人6ぺージ、内2ページに簡単なプロフィール(生まれ年、出身、受賞歴など)とその歌人の解説、残り4ページで短歌を紹介する。 1ページに14首×4ページなの...
現代歌人40人のアンソロジー。 ①1970年以降生まれの若手であること、②時代への批評意識があること、が掲載基準のようだ。 一人6ぺージ、内2ページに簡単なプロフィール(生まれ年、出身、受賞歴など)とその歌人の解説、残り4ページで短歌を紹介する。 1ページに14首×4ページなので一人につき56首もの短歌が掲載されている贅沢な構成。(一部特殊な手法で例外が一人、今橋愛さん)。 歌の引用元も記載があり、気に入った歌人がいれば個別で歌集を読むのもよし。 私などがいうのも甚だ失礼なのだが、皆さん本当に上手で粒ぞろいの一冊。 自分好みじゃない方はいたが、上手いのかよくわからないなという方はいなかった。 歌集を読んでみたいと思ったのは岡野さんと木下さん。 “カーテンが外へふくらみ臨月のようで中身は4年3組” “生年と没年結ぶハイフンは短い誰のものも等しく” (岡野大嗣) “飛び上がり自殺をきっとするだろう人に翼を与えたならば” “飛び降りて死ねない鳥があの窓と決めて速度を上げてゆく午後” (木下龍也) 好きだなと思ったのは、雪舟さんの歌に漂う多幸感と今橋さんの愛らしさ。このふわふわとした空気は自分には決して詠めない。 “目がさめるだけでうれしい 人間がつくったものでは空港が好き” “雪の日も小窓を開けてこのひとと光をゆでる暮らしをします” (雪舟えま) “過去にだれともであわないでよ 若いきすしないでよ 今 産まれてきてよ” “「マユリーはくじゃくのいみです あいさんは?」 おもわず はねを ひろげてました” (今橋愛) 一冊の文字の総数でいえば多くはないのに、一首一首じっくりと味わっていると読み終わるのに結構時間がかかった。 芸術作品には鑑賞する力が求められることを実感する。 著者の言語化能力と歌を読む力に脱帽。 おかげで歌人ごとの特色や表現方法に注目しつつ読み進めることができた。 彼の解説が道しるべとなり言葉の森で迷子にならずに読了まで楽しめた。 歌人によってこんなにも表現方法が異なるものなのかと思う。 たった三十一文字の短い詩型なのに、その人らしさを一首一首に感じる。 育った環境、好きだと感じた言葉や事物、愛した人たち、抱いた感情…短歌に限らずとも、何かを創ろうとすると各々の生きてきた人生そのものが無意識に作品に宿るのかもしれない。
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編者の好みの歌人を1970年代以降の生まれに絞って40人紹介しているアンソロジー本。「はつなつみずうみ分光器」が姉妹本らしいけど、「はつなつ~」よりも一人一人の掲載歌数が格段に多くて、紹介も読みやすくて良かった。やっぱり短歌の世界の幅の広さは良い。改めて読んでみたい歌人も何人か見...
編者の好みの歌人を1970年代以降の生まれに絞って40人紹介しているアンソロジー本。「はつなつみずうみ分光器」が姉妹本らしいけど、「はつなつ~」よりも一人一人の掲載歌数が格段に多くて、紹介も読みやすくて良かった。やっぱり短歌の世界の幅の広さは良い。改めて読んでみたい歌人も何人か見つかった。 ただ、読んだことのある歌人の掲載歌に好きな歌が全然入っていなくて、山田さんと歌の趣味は全く合わなそうだなと思ってしまった(笑)。選歌する人が違えば、もっとたくさん読んでみたい歌人が見つかるかもしれないなあ。アンソロジー的な本をもっと読んでみてもいいのかも。
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